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エアコンをつけた時のにおいが気になったり、ワイパーが拭きムラを残したりして、『これって自分で替えられるのかな』と思っている方もいますよね。
結論から言うと、ワイパーゴムとウォッシャー液は自分でも十分できる作業です。エアコンフィルターも、手順を確かめれば自分で替えられますが、年式で場所が違うので無理はしないのがおすすめです。
この記事では、Aクラスのエアコンフィルター、ワイパー、ウォッシャー液、ヒューズボックスについて、時期と手順を順番に見ていきます。
自分でできる作業とお店に頼む作業
ワイパーゴムとウォッシャー液は自分でやりやすい作業です。エアコンフィルターは手順を確かめてから、ヒューズの交換は取扱説明書の配置図を見ながら行いましょう。新車から3年間は、点検の中で交換してもらえる部品もあります。
まずは、この記事で扱う4つの作業を表で見てみます。
| 作業 | 交換・補充の目安 | 自分でやる難しさ | お店に頼む時 |
|---|---|---|---|
| エアコンフィルター | メンテナンスBの時など、1〜2年ごとが目安 | 少し難しい(年式で場所が違う) | 点検と一緒に頼むと手間が少ない |
| ワイパーゴム(前) | 拭きムラ・ビビリ音が出たら。1年ほどが目安 | やさしい | カー用品店でも頼める |
| リアワイパー | 前と同じく、拭きムラが出たら | やさしい | 前と一緒に頼むと効率がいい |
| ウォッシャー液 | 液が出なくなる前に補充 | やさしい | 点検の時に補充してもらえる |
ここで知っておきたいのが、新車から3年間は「メルセデス・ケア」がある点です。点検整備の作業工賃と交換部品が無償なので(公式)、点検の時に交換が必要と判断された部品は、自分で買わずに済むこともあります。
『じゃあ、自分で替える意味はあるの?』と思いますよね。
保証期間の中は、点検に任せておくのが一番楽です。ただ、ワイパーのビビリやエアコンのにおいは、点検の時期まで待てないこともあります。そんな時に自分で替えられると、気持ちよく乗れるんです。
4年目以降は誰が払う?
新車から3年をすぎると、点検で交換する部品の費用は、原則として自分の負担になります。
ただし、新車の時に「メンテナンスプラス」に入っていれば、4・5年目のメンテナンスもカバーされます。新車時の価格は次のとおりです(公式MP202701・税込)。
| プラン | A 180 | A 200 d | AMG A 35 | AMG A 45 S |
|---|---|---|---|---|
| メンテナンスプラス(4・5年目) | 154,000円 | 187,000円 | 154,000円 | 198,000円 |
| メンテナンス&保証プラス | 231,000円 | 264,000円 | 264,000円 | 308,000円 |
自分がどのプランに入っているかは、購入時の契約書か、正規販売店のサービス窓口で確かめられます。
『入っているか覚えていない…』という方も、まずは販売店に聞いてみてください。入っていれば、エアコンフィルターも点検の時に替えてもらえるかもしれません。
エアコンフィルターの交換時期と手順
エアコンフィルターって何?
エアコンフィルターは、車の中に入ってくる空気のほこりや花粉をこし取る部品です。
フィルターが汚れてくると、エアコンをつけた時にほこりっぽいにおいがしたり、風の勢いが弱くなったりします。
『最近、エアコンの風が弱い気がする…』と感じたら、フィルターの汚れを疑ってみてください。
交換の時期は点検の案内が目安
Aクラスのエアコンフィルターは、メンテナンスBの点検の時に交換を勧められることが多い部品です。メーターに出る点検の案内の意味はメンテナンスA・Bとはで見ています。
ただ、乗る環境によって汚れ方は大きく違います。
- 交通量の多い道や、砂ぼこりの多い道をよく走る
- 花粉の季節に車をよく使う
- 車の中でペットを乗せることが多い
- エアコンをつけた時に、においが気になる
- 風量を上げても風が弱く感じる
当てはまる方は、点検の案内を待たずに、一度フィルターの状態を見てみてもいいかもしれません。
取り出したフィルターが黒っぽく汚れていたり、葉っぱや虫が引っかかっていたりしたら、替えどきのサインです。新しいフィルターと並べてみると、汚れ方の違いがよく分かりますよ。
ちなみに、エアコンの外気と内気の切り替えも、においに関係します。トンネルや渋滞の時だけ内気循環にしておくと、外の排気ガスのにおいが入りにくくなります。
エアコンフィルターの場所と交換の手順
Aクラスのエアコンフィルターは、多くの年式で助手席側の足元、グローブボックスの奥のあたりにあります。年式や仕様によっては場所や枚数が違い、エンジンルーム側にもフィルターがある車もあります。
作業の前に、取扱説明書かサービスの資料で、自分の車のフィルターの場所を確かめておきましょう。
- エンジンを止め、助手席の足元を広くあけておく
- 自分の車に合うフィルターを用意する(車検証の型式を伝えて買う)
- グローブボックスの下や奥のカバーを外す
- 古いフィルターを引き出し、向き(空気の流れの矢印)を確かめる
- 新しいフィルターを同じ向きで差し込み、カバーを元に戻す
- エアコンをつけて、風が普通に出るかを確かめる
一番大事なのは、フィルターの向きです!フィルターには空気の流れる方向の矢印が書かれているので、古いものと同じ向きで入れてください。
カバーやグローブボックスは、樹脂のツメで止まっていることがあります。力まかせに引っぱると、ツメが折れて、カタカタ音の原因になることも。固い時は無理をせず、お店に頼みましょう。
お店に頼むなら点検と一緒に
自分で替えるのが不安な方は、点検やオイル交換の時に一緒に頼むのが効率的です。
正規販売店なら純正のフィルターで、作業も短い時間で終わることが多いです。カー用品店や整備工場でも、部品の取り寄せができれば対応してもらえます。
例えば、オイル交換の予約の時に「エアコンフィルターも見てもらえますか?」と一言添えておくと、部品を用意して待っていてくれることも。オイル交換の話はAクラスのオイル交換の時期・量で見ています。
部品はどう選ぶ?
フィルターは、年式や型式で合うものが違います。ネットで買う時は、車検証の型式(例えばA 180の現行型なら5AA-177084)で合うかを確かめてから選ぶと安心です。
においが気になる方は、活性炭入りなど、においを取る力のあるタイプを選ぶ方法もあります。純正にこだわるなら、正規販売店の部品の窓口で頼めます。
ワイパーの立て方とワイパー交換の手順
Aクラスのワイパーは、そのままでは立てにくい
『ワイパーを立てようとしたら、ボンネットに当たって上がらない…』と困った方もいるはずです。
Aクラスは、止まっている時のワイパーがボンネットの後ろの端の下に隠れるようになっています。そのままの位置で無理に立てると、ボンネットやワイパーのアームを傷つけるおそれがあります。
ワイパーを立てる手順
ワイパーを立てる時は、まずワイパーを交換しやすい位置まで動かして止めます。
- 取扱説明書の「ワイパーブレードの交換」の項目を開く
- 書かれている手順で、イグニッションとワイパーのレバーを操作する
- ワイパーがフロントガラスの途中で止まったら、エンジン(電源)を切る
- アームを持って、ガラスから起こす
- 交換が終わったら、アームをガラスに静かに戻し、電源を入れてワイパーを元の位置に戻す
『取扱説明書が見当たらない』という方は、車の画面から読めるデジタル版がある年式もあります。使い方はAクラスの取扱説明書の見方とよく使う操作で見ています。
ワイパーゴム交換とブレードごとの交換
ワイパーの交換には、ゴムだけを替える方法と、ブレードごと替える方法があります。
- 部品代を抑えやすい
- ブレードの金具や形がそのまま使える
- ゴムを差し込む作業に少しコツがいる
- 取り付けが簡単で、ゴムも金具も新しくなる
- 部品代はゴムより高めになりやすい
- 自分の車に合う取り付け方式のものを選ぶ必要がある
Aクラスのワイパーは、アームとの取り付け方式が国産車と違うことがあります。部品を選ぶ時は、車種と年式で適合を確かめましょう。
例えば、カー用品店でこんなふうに聞いてみると早いですよ。
「ベンツのAクラスで、年式はこれです。合うワイパーはどれですか?」
「型式を見せてもらえれば、適合表で探しますね」
ワイパーを替えたあとの注意
アームを起こしたままにしておくと、何かの拍子に倒れてフロントガラスを割ることがあります。ブレードを外している間は、アームの先にタオルをはさんでおくと安心です。
ワイパーを長持ちさせるコツ
ワイパーゴムは、日差しや熱で少しずつかたくなっていきます。夏の強い日差しの下に止めることが多い方は、劣化が早くなりやすいです。
フロントガラスに油膜や砂がついたまま動かすと、ゴムが早く傷みます。ガラスをときどき拭いておくだけでも、拭きムラが出にくくなりますよ。
冬にガラスが凍っている時は、ワイパーを動かす前に氷をとかしてからにしましょう。凍ったまま動かすと、ゴムがちぎれることがあります。
リアワイパーの交換
ハッチバックのAクラスには、後ろのガラスにもリアワイパーが付いています。
リアワイパーは、前のワイパーより小さく、アームを起こしてブレードを外すだけで替えられることが多いです。前のワイパーを替える時に一緒に見ておくと、後ろの拭きムラにも気づきやすくなります。
後ろの視界の話はAクラスは運転しやすい?視界・小回り・高速でも見ています。
ウォッシャー液の補充
ウォッシャー液は、自分でできる作業の中でも一番やさしいものです。
ボンネットを開ける
ウォッシャー液のタンクは、エンジンルームの中にあります。まずはボンネットを開けましょう。
ボンネットは、運転席の足元にあるレバーを引いてから、前のすき間にあるロックを外して開ける流れが一般的です。年式によって手順が違うので、初めての時は取扱説明書を見ておくと安心です。
タンクのキャップを探して補充する
タンクのキャップには、フロントガラスと噴水のような記号が描かれています。ほかのキャップと間違えないように、記号を確かめてから開けてください。
エンジンルームには、冷却水やブレーキ液のタンクもあります。ウォッシャー液を別のタンクに入れてしまうと、修理が必要になることも。記号が分からない時は、お店で場所を教えてもらいましょう。
冬に雪や氷点下になる地域では、凍りにくいタイプのウォッシャー液を選んでください。水だけを入れると、冬に凍って出なくなることがあります。
ウォッシャー液が出ない時は
液を入れても出ない時は、まずタンクの中に液が残っているかを見てみてください。
液はあるのに出ない時は、ノズルの詰まりや、冬の凍結、ポンプやヒューズの不具合などが考えられます。自分で分からない時は、無理に分解せず点検に出しましょう。
冷却水のタンクの話はAクラスの「冷却水を点検してください」の対処で見ています。
ヒューズボックスの場所の調べ方
『シガーソケットが急に使えなくなった』という時に、ヒューズを確かめたい方もいますよね。
Aクラスのヒューズボックスは、車内やエンジンルーム、荷室のまわりなど、年式によって複数の場所にあります。どこに何のヒューズがあるかの配置図は、取扱説明書かヒューズボックスのフタの裏で確かめられます。
| 確かめたいこと | 見る場所 |
|---|---|
| ヒューズボックスの場所 | 取扱説明書の「ヒューズ」の項目 |
| どのヒューズが何の回路か | ヒューズの配置図(取扱説明書・フタの裏など) |
| ヒューズの容量 | ヒューズ本体の色と数字 |
ヒューズを確かめる時は、エンジンを止め、電源を切ってから作業しましょう。ヒューズを抜くための小さな道具が付いている車もあるので、あれば使うと細いヒューズも抜きやすくなります。
切れたヒューズは、同じ容量のものに替えてください。替えてもすぐにまた切れる時は、配線や部品に原因があるので、お店で点検してもらいましょう。
電装品の不調が続く時は、バッテリーが弱っていることもあります。Aクラスのバッテリー上がりと交換や、ライト・ランプ類の交換と設定もあわせて見てみてください。

小さな部品も維持費の一部
エアコンフィルターやワイパーは、1回ごとの金額は大きくありません。でも、毎年少しずつかかる費用です。
点検の項目と費用はメンテナンスA・Bとは、燃料の話はAクラスはハイオク?レギュラーを入れたらどうなるかで見ています。年間の維持費の合計はベンツAクラスの維持費は年間いくら?で計算しています。
これからAクラスを買う方は、Aクラスの値引き相場と交渉の順番も参考にしてみてください。

よくある質問
ベンツAクラスのエアコンフィルターはどこにありますか?
多くの年式で、助手席側の足元、グローブボックスの奥のあたりにあります。年式や仕様で場所や枚数が違うことがあるので、取扱説明書で確かめてから作業してください。
エアコンフィルターの交換時期は?
メンテナンスBの点検の時に交換を勧められることが多く、1〜2年ごとが目安です。においや風の弱さが気になる時は、早めに替えるのもおすすめです。
Aクラスのワイパーが立てられません。どうすればいいですか?
止まっている時のワイパーはボンネットの下に隠れているので、取扱説明書の手順でワイパーを交換しやすい位置まで動かしてから起こします。無理に立てるとボンネットを傷つけることがあります。
ウォッシャー液はどこから入れますか?
エンジンルームの中の、フロントガラスと噴水の記号が描かれたキャップのタンクから入れます。冷却水やブレーキ液のタンクと間違えないように、記号を確かめてください。
ヒューズボックスの場所はどこですか?
年式によって車内・エンジンルーム・荷室のまわりなど複数あります。場所と配置図は取扱説明書で確かめるのが確実です。
まとめ
- ワイパーゴムとウォッシャー液は自分でやりやすい。エアコンフィルターは手順を確かめてから
- 新車から3年間はメルセデス・ケアで、点検で交換される部品は無償
- エアコンフィルターは助手席側の足元のあたりが多い。向きの矢印を守る
- ワイパーは交換しやすい位置まで動かしてから立てる。無理に起こさない
- ヒューズの場所と配置図は取扱説明書で。同じ容量のものに替える





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