ベンツAクラスの税金はいくら?自動車税と重量税をグレード別に

納税通知書の封筒と車検証、電卓を並べたテーブルと白いハッチバック

当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。

ベンツAクラスが気になっているけれど、『輸入車って税金も高いのかな』と不安に思っている方は多いはずです。

結論から言うと、Aクラスの自動車税はA 180 Urban Starsで年30,500円、A 200 dとAMGの2モデルで年36,000円です。国産の同じ排気量の車と同じ税率で、輸入車だから高くなるわけではありません。

この記事では、自動車税と重量税がグレードでどう違うのか、中古で買う時に何に気をつければいいのかを順番に見ていきます。

目次

ベンツAクラスの自動車税はいくら?

先に結論

自動車税はエンジンの排気量で決まります。A 180は1.5L以下の区分で年30,500円、A 200 d・AMG A 35・AMG A 45 Sは2.0L以下の区分で年36,000円です。

まずは現行の4モデルを並べてみます。税額は、2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準の税率です。

モデル(MP202701)総排気量税の区分自動車税(年)
A 180 Urban Stars1,331cc1.0L超1.5L以下30,500円
A 200 d Urban Stars1,949cc1.5L超2.0L以下36,000円
Mercedes-AMG A 35 4MATIC1,991cc1.5L超2.0L以下36,000円
Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+1,991cc1.5L超2.0L以下36,000円

排気量は、メルセデス・ベンツ公式のData Information(MP202701)の値です。

AMG A 45 Sは421PSもある車ですが、排気量は1,991ccなので、税金はA 200 dと同じなんです。

『あんなに速い車なのに、税金は同じなの?』と驚く方もいるかもしれません。

自動車税は、馬力やスピードではなく排気量だけで決まります。だから、パワーのあるAMGでも、2.0L以下なら年36,000円で収まるんです。

輸入車だから高い、はよくある誤解

『外車は税金が高い』というイメージを持っている方もいますよね。

実は、自動車税の税率は国産車も輸入車も同じです。同じ排気量なら、同じ金額になります。

輸入車の維持費が高く感じやすいのは、税金よりも、ハイオクの燃料代や部品代、タイヤの値段のほうが効いているからです。

A 180とA 200 dの差は年5,500円

A 180とA 200 dを比べると、自動車税の差は年5,500円です。

5年乗れば27,500円、10年乗れば55,000円の差になります。

ただし、税金だけでグレードを決めるのはおすすめしません。燃料代や装備の差のほうが、年間ではずっと大きいからです。

自動車税の通知はいつ届く?

自動車税は、毎年5月ごろに都道府県から納税通知書が届きます。納める期限は、多くの都道府県で5月末です。

払い方は、銀行やコンビニの窓口のほか、スマホの決済アプリやクレジットカードに対応している地域もあります。

『車検の時に一緒に払うんじゃないの?』と思っていた方もいるかもしれません。

車検の時に払うのは重量税と自賠責保険料で、自動車税は別なんです。ただし、自動車税を納めていないと車検が受けられないので、通知が来たら早めに払っておきましょう。

引っ越した時は住所の変更を忘れずに

通知書は、車検証に書かれた住所をもとに送られてきます。

引っ越して車検証の住所を変えていないと、通知が届かずに期限を過ぎてしまうことも。転居の手続きと一緒に、車の住所変更も済ませておくと安心です!

A 180が「1.4L」なのに1.5L以下の税額になる理由

カタログやメルセデス・ベンツ公式のリリースでは、A 180のエンジンは「1.4L 直列4気筒直噴ターボ」と書かれています。

『1.4Lなら、1.5L以下でいいんだよね?』と迷う方もいると思います。

結論から言うと、税金を決めるのは実際の排気量です。A 180の総排気量は1,331ccなので、1.0L超1.5L以下の区分に入ります。

呼び名と実際の排気量

「1.4L」は公式の呼び方で、実際の排気量は1,331ccです。税金の区分は車検証に書かれた総排気量で決まるので、気になる方は車検証の「総排気量」の欄を見てみてください。

どちらで考えても1.5L以下なので、A 180の自動車税が年30,500円であることは変わりません。

A 180はハイブリッド扱いでも税額は同じ

A 180は、2023年11月頃のモデルから車両型式が「5AA-177084」に変わりました。型式の頭の「5AA」は、ハイブリッドの車に付く記号です。

公式の諸元にも、A 180には電動機(最高10kW)が付いていると書かれています。

『ハイブリッドなら、税金が安くなるの?』と気になりますよね。

自動車税(種別割)の税額は、ハイブリッドかどうかではなく、排気量で決まります。だから、A 180の年30,500円は変わりません。

燃費性能で変わるのは、買う時の環境性能割や、車検の時の重量税のほうです。これは次のセクションで見ていきます。

重量税はいつ、どの区分で払う?

重量税は、毎年払う税金ではありません。新車を登録する時と、車検の時に、次の車検までの分をまとめて払います。

新車は初回の車検が3年後なので3年分、そのあとは車検ごとに2年分です。

モデル(MP202701)車両重量(標準)重量税の区分
A 180 Urban Stars1,420kg(装備により1,450kg)1.0t超1.5t以下
A 200 d Urban Stars1,510kg(装備により1,540kg)1.5t超2.0t以下
Mercedes-AMG A 35 4MATIC1,580kg(装備により1,610kg)1.5t超2.0t以下
Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+1,630kg(装備により1,660kg)1.5t超2.0t以下

かっこ内は、パノラミックスライディングルーフかアドバンスドパッケージを付けた時の重さです(公式MP202701)。

重量税は0.5tごとに区分が分かれていて、重い区分ほど税額が上がります。

A 180は、サンルーフを付けて1,450kgになっても、1.5t以下の区分のままです。一方、A 200 dは標準でも1,510kgなので、ひとつ上の区分になります。

重量税の金額はエコカー減税で変わる

重量税の具体的な金額は、その車がエコカー減税の対象になるかどうかで変わります。

減税の対象かどうかは、燃費の基準や登録した時期で決まるので、同じAクラスでも年式やグレードで違うことがあるんです。

自分の車の金額を知りたい時は、次の2つの方法が確実です。

重量税の金額を確かめる方法
  1. 車検証を手元に用意する
  2. 国土交通省の「次回自動車重量税額照会サービス」で、車検証の情報を入れて調べる
  3. または、車検の見積書の「重量税」の欄を見る

照会サービスはインターネットで使えて、手数料もかかりません。『次の車検でいくら払うのか、先に知っておきたい』という方は、一度試してみてください。

13年・18年をこえると重くなる

重量税は、新車の登録から13年をこえると税額が上がり、18年をこえるとさらに上がる仕組みになっています。

現行のW177(2018年10月発表)なら、まだ先の話です。ただ、2代目のW169や3代目のW176を中古で考えている方は、年式によっては重い税率が当てはまることもあります。

古い年式を選ぶ時は、車両の価格の安さだけでなく、次の車検での重量税も見積もりで確かめておきましょう。

中古のAクラスを買う時に気をつけたい税金

中古でAクラスを探している方は、年式で税金が変わる点に気をつけておきましょう。

2019年9月以前に登録した車は税率が違う

この記事の自動車税の金額は、2019年10月1日以降に新規登録した車の税率です。

それより前に新規登録した車は、同じ排気量でも、もう少し高い税率のままになっています。

W177は2018年10月に発表されたので、2018年から2019年9月までに登録されたAクラスは、古い税率に当てはまります。

『同じW177なのに、税金が違うの?』と思いますよね。

そうなんです。税率は車の型式ではなく、新規登録した日で決まります。

気になる車があったら、車検証の「初度登録年月」を見てみてください。年式の表示が「2019年式」でも、登録が9月か10月かで税率が分かれるので、ここは見落とさないようにしたいところです。

旧型は排気量も違う

3代目のW176や2代目のW169は、エンジンが今と違うので、排気量も違います。

例えば同じ「A 180」という名前でも、世代によって積んでいるエンジンが違うことがあるんです。名前だけで判断せず、車検証の総排気量を見ておくのが確実です。

旧型の特徴はAクラス W176は中古で買い?でまとめています。

中古車の税金で見ておくこと
  • 車検証の「初度登録年月」が2019年10月以降か
  • 車検証の「総排気量」がどの区分に入るか
  • 車検証の「車両重量」が1.5tをこえているか
  • 新規登録から13年をこえていないか
  • 次の車検がいつで、重量税がいくらかかるか

自動車税の月割りは見積書で確かめる

自動車税は、4月1日の時点で車を持っている人に1年分がかかります。

新車を登録した時は、登録した翌月から3月までの月割りの金額を払います。例えば、A 180を10月に登録すると、11月から3月の5か月分で約12,700円です。

中古車の場合は、販売店が「未経過分の自動車税」として、残りの月の分を車の代金とは別に請求することがあります。見積書に載っているので、どの項目が税金なのかを確かめておきましょう。

買う時にかかる税金と、売る時の税金

買う時は環境性能割と消費税

新車でも中古車でも、買う時には「環境性能割」という税金がかかることがあります。

環境性能割は、車の燃費の性能と取得価額で決まる税金です。燃費の良い車ほど税率が下がり、対象外の車もあります。

Aクラスの場合、グレードや年式で扱いが変わることがあるので、具体的な金額は見積書で確かめるのが確実です。

ちなみに、公式プライスリスト(2026年9月29日時点・MP202701)の価格は消費税込みです。A 180 Urban Starsは5,250,000円で、消費税抜きでは4,772,728円です(公式)。

値引きの交渉は消費税込みの総額で考えるとわかりやすいですよ。交渉の順番はAクラスの値引き相場と交渉の順番で見ています。

売る時は自動車税の残りがどうなるか

Aクラスを売る時に気になるのが、もう払った自動車税の扱いです。

車を手放して登録を抹消すると、残りの月の自動車税は月割りで戻ってきます。ただ、買取店に売って名義が変わるだけの場合は、税金そのものは戻らない仕組みです。

その代わり、買取店によっては、残りの月の自動車税に当たる分を査定額に含めてくれることがあります。

例えばこんなやり取りが考えられます。

「この金額に、自動車税の残りの分は入っていますか?」
「はい、入っています」「いえ、別にお支払いします」

お店によって答えが違うので、査定の時に一言聞いておくと安心です。

3月に売る時は名義変更の日に注意

4月1日の時点で名義が自分に残っていると、次の年度の自動車税の通知が自分に届きます。3月に売る時は、名義変更がいつ終わるかを買取店に確かめておきましょう。

売る時期の考え方はAクラスのリセールバリューで見ています。

税金は維持費全体のどれくらい?

ここまで税金だけを見てきましたが、維持費全体の中での重さも知っておくと安心です。

A 180を年1万km走らせた場合、税金は自動車税の年30,500円と、車検ごとの重量税です。燃料代や任意保険にくらべると、実は小さい部分なんです。

『税金より、ハイオク代のほうが気になってきた…』という方もいるはずです。

A 180とAMGの2モデルはハイオク、A 200 dは軽油です。燃料の種類の違いはAクラスはハイオク?レギュラーを入れたらどうなるかで確かめてみてください。

ベンツAクラスのグレード別の自動車税と重量税の区分の図解

税金と一緒に考えておきたい費用

税金は、決まった時期に決まった金額がかかる費用です。だから、先に用意しておきやすいんです。

一方で、点検やメンテナンスの費用は、年数で変わります。新車から3年間は「メルセデス・ケア」で、点検整備の作業工賃と交換部品が無償です(公式)。

4年目からの点検費用や、メーターに出る「メンテナンスA・B」の意味はメンテナンスA・Bとはで見ています。

燃料代・保険・車検・タイヤまで入れた年間の合計は、ベンツAクラスの維持費は年間いくら?で計算しています。

A 180とA 200 dの税金の差を5年・10年で比べた図解

よくある質問

ベンツAクラスの自動車税はいくらですか?

現行のA 180 Urban Starsは年30,500円、A 200 d Urban StarsとAMGの2モデルは年36,000円です。2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準の税率です。

A 180は1.4Lと書かれていますが、税金の区分は?

実際の総排気量は1,331ccなので、1.0L超1.5L以下の区分で年30,500円です。税金は車検証の総排気量で決まります。

ベンツAクラスの重量税はいくらですか?

A 180は1.5t以下、A 200 dとAMGは1.5t超2.0t以下の区分です。具体的な金額はエコカー減税の対象かどうかで変わるので、国土交通省の照会サービスか車検の見積書で確かめてみてください。

AMG A 45 Sは税金が高いですか?

排気量が1,991ccなので、自動車税はA 200 dと同じ年36,000円です。ただし燃料代やタイヤ代は高くなりやすいので、維持費全体で考えておきましょう。

中古のAクラスは税金が違いますか?

2019年9月以前に新規登録した車は、同じ排気量でも少し高い税率のままです。旧型は排気量も違うので、車検証の初度登録年月と総排気量を見ておくと確実です。

まとめ

この記事の要点
  • 自動車税はA 180が年30,500円、A 200 dとAMGの2モデルが年36,000円
  • A 180は「1.4L」と呼ばれるが、実際は1,331ccで1.5L以下の区分
  • 重量税はA 180が1.5t以下、A 200 dとAMGは1.5t超の区分。金額は照会サービスか見積書で確かめる
  • 中古は初度登録が2019年9月以前だと税率が違う。車検証で確かめる
  • 売る時は、自動車税の残りの分が査定額に入っているかを聞いておく
ベンツAクラス買いたいドットコム

ベンツAクラス買いたいドットコム 編集部

ベンツAクラスの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次