ベンツAクラスの維持費は年間いくら?内訳をすべて出して計算

ガレージの車の前で電卓と家計簿を広げたテーブル

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ベンツAクラスに憧れはあるけれど、『外車って維持費が高そう…自分に払えるかな』と迷っている方は多いはずです。

結論から言うと、A 180 Urban Starsを年1万km走らせた場合の維持費は、新車から3年間で年34万円前後が一つの目安です。4年目からはメンテナンス代が加わり、年41万円前後になります(駐車場代を除いた試算)。

この記事では、その内訳をひとつずつ出して、A 180とA 200 dでどれくらい違うのかも比べていきます。

目次

ベンツAクラスの維持費は年間いくら?

先に結論

A 180 Urban Starsの年間維持費は、1〜3年目で約34万円、4〜5年目で約41万円が目安です。新車から3年間は「メルセデス・ケア」で点検整備が無償なので、最初の3年は思ったより安く収まります。

まずは全体の数字から見てみます。条件は、年1万km走行・駐車場代を除く・任意保険などは仮の金額です。

項目A 180(1〜3年目)A 180(4〜5年目)金額の根拠
自動車税30,500円30,500円1,331cc(1.5L以下)
燃料代約137,000円約137,000円ハイオク185円・実燃費13.5km/Lで仮計算
任意保険約100,000円約100,000円年齢・等級で大きく変わる仮の金額
メンテナンス0円約77,000円メルセデス・ケア/メンテナンスプラス
車検(年ならし)約40,000円約40,000円法定費用と点検料の仮の金額
タイヤ(年ならし)約30,000円約30,000円225/45R18を数年ごとに交換する仮の金額
合計約337,500円約414,500円
月あたり約28,000円約34,500円

『月に3万円くらいなら、なんとかなりそう』と感じた方もいるかもしれません。

ただ、ここに駐車場代や、故障した時の修理代は入っていません。都市部で月極の駐車場を借りる方は、その分が上乗せになります。

ベンツAクラスの年間維持費の内訳の図解

確定している金額と、仮の金額

この表には、決まっている金額と、人によって変わる金額が混ざっています。

自動車税とメンテナンスプラスの価格は、決まっている金額です。燃料代・任意保険・車検・タイヤは、条件で変わる仮の金額です。

だから、自分の場合を考える時は、仮の金額の部分を自分の条件に置き換えてみてください。特に任意保険は、年齢や等級で倍くらい変わることもあるんです。

自動車税と重量税はいくら?

税金は、排気量と車両重量で決まります。ここはグレードで差が出るところです。

モデル排気量自動車税(年)車両重量重量税の区分
A 180 Urban Stars1,331cc30,500円1,420kg1.0t超1.5t以下
A 200 d Urban Stars1,949cc36,000円1,510kg1.5t超2.0t以下
AMG A 35 4MATIC1,991cc36,000円1,580kg1.5t超2.0t以下
AMG A 45 S 4MATIC+1,991cc36,000円1,630kg1.5t超2.0t以下

自動車税は2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準の税率です。

A 180は、カタログでは「1.4L」と書かれることもありますが、実際の排気量は1,331ccです。税金は1.0L超1.5L以下の区分なので、年30,500円になります。

『A 180とA 200 dで、税金はどれくらい違うの?』と気になりますよね。

自動車税の差は年5,500円です。さらに重量税は、A 180が1.5t以下、A 200 dが1.5t超の区分になるので、車検の時の重量税もA 200 dのほうが高くなります。

なお、A 180はパノラミックスライディングルーフかアドバンスドパッケージを付けると1,450kgになりますが、区分は1.5t以下のままです。

重量税の具体的な金額は、エコカー減税の対象かどうかで変わります。車検の見積もりで確かめておきましょう。税金の詳しい話はAクラスの自動車税と重量税でまとめています。

燃料代はいくら?ハイオクと軽油の違い

燃料代は、走る距離で大きく変わる費用です。

A 180とAMGの2モデルはハイオク、A 200 dは軽油です。公式のWLTC燃費は、A 180が16.9km/L、A 200 dが19.2km/Lです。

年間走行距離A 180(ハイオク)A 200 d(軽油)差
5,000km約69,000円約54,000円約15,000円
10,000km約137,000円約107,000円約30,000円
15,000km約206,000円約161,000円約45,000円

この表は、WLTCの8割の燃費で、ハイオク1Lあたり185円、軽油1Lあたり165円という仮の単価で計算しています。

走る距離が多い方ほど、A 200 dのほうが燃料代は安くなります。

ただし、A 200 dはAdBlue(排ガスをきれいにする液体)の補充も要ります。金額は乗り方で変わるので、少しだけ上乗せして考えておきましょう。

実燃費の詳しい話はベンツAクラスの実燃費はどれくらい?、燃料の種類や給油口の開け方はAクラスはハイオク?レギュラーを入れたらどうなるかで見ています。

メンテナンス費は4年目から増える

ここが大事なところです。Aクラスの維持費は、4年目を境に変わります。

新車から3年間は「メルセデス・ケア」で、走行距離無制限で点検整備の作業工賃と交換部品が無償です。一般保証修理や24時間ツーリングサポート、地図データの更新も含まれます(公式)。

4・5年目の選び方

4年目からは、メンテナンスの費用が自分の負担になります。

新車の時に「メンテナンスプラス」に入っておけば、4・5年目のメンテナンスがカバーされます。故障の修理まで延ばしたい場合は「保証プラス」もあります。

プラン(新車時・税込)A 180A 200 dAMG A 35AMG A 45 S
メンテナンスプラス154,000円187,000円154,000円198,000円
保証プラス99,000円99,000円132,000円132,000円
メンテナンス&保証プラス231,000円264,000円264,000円308,000円

価格はメルセデス・ベンツ公式のData Information(MP202701)に載っているものです。

メンテナンス&保証プラスと保証プラスは「ファーストオーナーで、初度登録日から3か月以内」でないと入れません(公式注記)。

A 180でメンテナンスプラスを2年で割ると、1年あたり約77,000円です。最初の表の4〜5年目の数字は、これをもとにしています。

メーターに出る「メンテナンスA」「メンテナンスB」の意味と費用はメンテナンスA・Bとはで詳しく見ています。

6年目以降は修理費も考えておく

メンテナンスプラスと保証プラスの延長は5年目までです。6年目以降は、点検に加えて故障の修理も自分で払うことになります。年数がたつと部品の交換が増えやすいので、修理費の幅も見ておきましょう。

修理費の目安はAクラスの故障しやすい箇所と修理費でまとめています。

任意保険・車検・タイヤはどれくらい?

残りの3つは、人によって金額が大きく変わる費用です。

任意保険は条件しだい

任意保険は、運転する人の年齢・等級・補償の内容・車両保険の有無で大きく変わります。

例えば、20代で等級が低い方と、40代で等級が高い方では、同じ車でも金額に大きな差が出ることも。

Aクラスは車両価格が525万円からと高めなので、車両保険を付けると保険料は上がりやすくなります。表では仮に年10万円で置きましたが、見積もりを取って自分の金額に置き換えてみてください。

補償の内容を見直すだけでも、金額は変わります。例えば、運転する人を本人と配偶者に限ったり、年齢の条件を合わせたりするのも一つの方法です。

ただ、事故の時に困らない補償は残しておきましょう。安さだけで削りすぎないことが大事です。

下げ方はAクラスの任意保険料の目安と下げ方で見ています。

車検は3年目から2年ごと

新車の初回の車検は3年目、そのあとは2年ごとです。

車検の費用は、重量税・自賠責保険料・印紙代などの法定費用と、お店の点検・整備の料金を足したものです。

メルセデス・ケアの期間中は、点検整備の工賃と部品が無償です。初回の車検では、法定費用が中心になると考えておきましょう。

タイヤは18インチで高めになりやすい

A 180とA 200 dのタイヤは225/45R18、AMG A 35は235/35R19、A 45 Sは245/35R19です(公式MP202701)。

18インチ以上のタイヤは、国産のコンパクトカーの15〜16インチより値段が高くなりやすいです。銘柄によって差が大きいので、交換の時は何店か見積もりを比べてみましょう。

雪の降る地域の方は、スタッドレスタイヤの費用も加わります。サイズと交換の目安はAクラスのタイヤサイズと交換費用で見ています。

駐車場代も忘れずに

最初の表に入れなかった駐車場代も、住んでいる場所によっては大きな出費です。

月極の駐車場は、地域によって月数千円から数万円まで差があります。持ち家で駐車場代がかからない方と、都市部で借りる方では、年間の維持費が大きく変わるんです。

Aクラスは全幅1,800mm、ドアミラーを含むと1,990mmあります(公式)。機械式の立体駐車場は、幅の制限で入らないこともあるので、借りる前にサイズを確かめておきましょう。

AMG A 35・A 45 Sの維持費は?

AMGの2モデルは、維持費もひと回り大きくなります。

自動車税は年36,000円でA 200 dと同じですが、燃費はWLTCでA 35が11.5km/L、A 45 Sが11.1km/Lです。年1万km走ると、燃料代は年20万円前後になります。

タイヤも19インチで、A 180の18インチより値段が上がりやすくなります。車両価格が794万円・969万円と高いので、車両保険を付けた時の保険料も上がりやすいです。

AMGの違いはメルセデスAMG A35・A45の違いで詳しく見ています。

A 180とA 200 dはどちらが維持費は安い?

『結局、A 180とA 200 dのどっちが安く乗れるの?』というのが一番知りたいところですよね。

同じ条件(年1万km・仮の保険・車検・タイヤ)で並べてみます。

項目A 180 Urban StarsA 200 d Urban Stars
車両価格(MP202701)525万円598万円
自動車税30,500円36,000円
燃料代(年1万km)約137,000円約107,000円
メンテナンスプラス(1年あたり)約77,000円約93,500円
1〜3年目の年間合計約337,500円約313,000円
4〜5年目の年間合計約414,500円約406,500円

年1万km走るなら、1〜3年目はA 200 dのほうが年2.5万円ほど安くなります。

4〜5年目は、A 200 dのメンテナンスプラスがA 180より高いので、差は年8千円ほどに縮まります。

一方で、車両価格はA 200 dのほうが73万円高いです。維持費の差だけでこの差を取り返すのは難しい計算です。

A 180が向いている方
  • 年間の走行距離が少なめ(年1万km以下)
  • 街乗りや近所の買い物が中心
  • 購入時の総額を抑えたい
A 200 dが向いている方
  • 通勤や遠出で年に1万km以上走る
  • 高速道路を使うことが多い
  • 標準装備の多さも含めて選びたい

ちなみに、A 200 dにはメモリー付パワーシートやアドバンスドサウンドシステム、MBUX ARナビゲーションなどが標準で付いています。A 180ではナビゲーションパッケージ(376,000円)のオプションです。

維持費だけでなく、装備の差も含めて考えるのがおすすめですよ。

A 180とA 200 dの年間維持費の比較図解

維持費を抑えるコツ

ここまで見て、『思ったより高いな…』と感じた方もいるかもしれません。

でも、工夫できるところもあります。

維持費を抑える5つの方法
  1. 新車のうちにメンテナンスプラスに入るか決めておく
  2. 任意保険は毎年、複数の会社で見積もりを比べる
  3. タイヤの空気圧を月に1回見て、燃費とタイヤの減りを抑える
  4. 車検や点検は、正規販売店と輸入車に強い整備工場で見積もりを比べる
  5. 保証が切れる時期の前に、乗り続けるか売るかを考える

売り時を考えておくのも維持費対策

意外と見落とされがちなのが、5番目の「売り時」です。

メンテナンスプラスや保証プラスが終わる5年目あたりから、修理と点検の出費は自分の負担になります。年数がたつほど、売る時の値段も下がっていきます。

例えば、5年目の車検の前に『この先も乗るか、乗り換えるか』を一度考えておくと、大きな出費を避けられることもあります。

その時に役に立つのが、今の車にいくら付くかを知っておくことです。

売るかどうかを考える時に見ること
  • メルセデス・ケアや延長保証がいつ終わるか
  • 次の車検の時期と見積もりの金額
  • 交換を勧められている部品があるか
  • 今の車の買取の目安

査定を受けたからといって、売らなければいけないわけではありません。金額を知ったうえで「まだ乗る」と決めるのも、立派な判断です。

ベンツAクラス買いたいドットコム

ベンツAクラスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ベンツAクラスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

リセールの考え方はAクラスのリセールバリューで、グレード・色・年式ごとの違いを見ています。

購入時の値引きも総額に効く

これから買う方は、購入時の値引きも維持費と同じくらい大事です。

値引きの額は時期と販売店で変わり、決まった金額はありません。それでも、交渉の順番を知っておくだけで、総額が変わることがあります。

Aクラスの値引き相場と交渉の順番もあわせて読んでみてください。

よくある質問

ベンツAクラスの年間維持費はいくらですか?

A 180 Urban Starsを年1万km走らせた試算で、1〜3年目は年34万円前後、4〜5年目は年41万円前後です。駐車場代は含まず、任意保険などは仮の金額なので、自分の条件で置き換えてみてください。

ベンツAクラスの自動車税はいくらですか?

A 180(1,331cc)は年30,500円、A 200 d(1,949cc)とAMGの2モデル(1,991cc)は年36,000円です(2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率)。

新車から3年間はメンテナンス代がかかりませんか?

メルセデス・ケアで、新車から3年間・走行距離無制限で点検整備の作業工賃と交換部品が無償です。税金や保険、燃料代、タイヤ代は別にかかります。

A 180とA 200 dでは、どちらが維持費は安いですか?

年1万kmの試算では、燃料代の差でA 200 dのほうが年に数万円安くなります。ただ車両価格がA 200 dのほうが73万円高いので、走る距離と装備の好みで選ぶのがおすすめです。

外車は修理費が高いって本当ですか?

国産車より部品代が高くなることはあります。5年目まではメンテナンスプラスや保証プラスでカバーできるので、6年目以降の修理費も含めて考えておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • A 180の年間維持費は、年1万kmの試算で1〜3年目が約34万円、4〜5年目が約41万円
  • 自動車税はA 180が年30,500円、A 200 dとAMGは年36,000円
  • 新車から3年間はメルセデス・ケアで点検整備が無償。4年目からメンテナンス費が加わる
  • 年1万kmならA 200 dのほうが燃料代は安いが、車両価格の差は維持費だけでは埋めにくい
  • 保証が終わる5年目前後で、乗り続けるか売るかを考えておくと出費を抑えやすい
ベンツAクラス買いたいドットコム

ベンツAクラス買いたいドットコム 編集部

ベンツAクラスの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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