ベンツAクラスのライト・ランプ類の交換と設定|ヘッドライトは年式で違う

夜道をLEDヘッドライトで照らして走るコンパクトなハッチバック

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夜道でライトの照らし方が気になったり、「ヘッドライトが片方暗い」と言われたりして、交換や設定のことを調べている方も多いですよね。

結論から言うと、今のAクラスのヘッドライトはLEDで、電球だけを替える作りではありません。

点かない時は自分でいじらず、販売店で原因を見てもらうのが近道です。一方で、ライトの使い方や自動ハイビームの設定は、知っているだけでぐっと使いやすくなります。

この記事を読むと、Aクラスのライトの種類と使い方、交換が必要になった時の考え方が分かります。

目次

Aクラスのライトは年式で何が違う?

先に結論

現行のAクラスは、全車にマルチビームLEDヘッドライトとアダプティブハイビームアシスト・プラスが付いています(公式MP202701)。中古車の場合は、年式やグレードでライトの方式が違うので、車検証と装備表で確かめましょう。

まずは、現行モデルのライトまわりの装備を見てみます。A 180 Urban StarsからAMG A 45 S 4MATIC+まで、ライトの基本の装備はそろっています。

現行Aクラスのライト装備と年式ごとの違いをまとめた図解
装備現行の設定(MP202701)どんなものか
マルチビームLEDヘッドライト全車標準細かく分かれたLEDで照らす範囲を変える
アダプティブハイビームアシスト・プラス全車標準前の車や対向車を避けてハイビームを使う
ブランドロゴプロジェクターアドバンスドパッケージ(A 180・A 200 dは475,000円)ドアを開けると足元にロゴを映す

『マルチビームって、ふつうのLEDと何が違うの?』と思いますよね。

マルチビームは、ライトの中のLEDを一つずつ点けたり消したりして、照らす形を変える仕組みです。対向車がいる場所だけ暗くして、ほかはハイビームで照らす、といったことができるんです。

夜の郊外の道では、この違いがよく分かります。ハイビームのままでも対向車をまぶしくしにくいので、遠くまで見やすい時間が長くなるんです。

ただ、雨や霧の日、街灯の多い道では、思ったように切り替わらないこともあります。自動に任せきりにせず、必要な時は自分で切り替える意識も持っておきましょう。

中古車は年式で確かめる

2023年2月の改良で、アダプティブハイビームアシストが全車標準になりました(公式リリース)。それより前の年式では、グレードやオプションで装備が違うことがあります。

さらに前のW176など旧型では、ハロゲンやLEDなど、ライトの方式そのものが違うこともあると言われます。

旧型の中古車についてはW176は中古で買い?で見ています。

年式の目安ライトで確かめること
現行(MP202701)全車マルチビームLEDとアダプティブハイビームアシスト・プラス
2023年2月の改良〜アダプティブハイビームアシストが全車標準
2018年〜2023年初めグレードとオプションで装備が違う
W176以前(〜2018年)ライトの方式そのものが違うことがある

ライトスイッチの使い方と設定

Aクラスのライトは、運転席の近くにある丸いスイッチで操作する年式が多いです。国産車のようにレバーの先を回す作りではないので、戸惑う方もいますよね。

ライトスイッチのAUTOとウインカーレバーで自動ハイビームを使う操作の図解
まず覚えておきたい操作
  • ふだんはライトスイッチを「AUTO」にしておく
  • ハイビームは、ウインカーのレバーを前に押して使う
  • 自動のハイビームは、ライトスイッチが「AUTO」の時にレバーの操作で入れる
  • 後ろのフォグランプは、ライトスイッチのまわりのボタンで点ける

「AUTO」にしておくと楽

ライトスイッチを「AUTO」にしておくと、トンネルや夕方など、暗くなると自動でライトが点きます。

『自分で点けたほうが安心じゃない?』と思う方もいるはずです。

ただ、点け忘れや消し忘れを防げるので、ふだんは「AUTO」のままにしておくのがおすすめです。

自動ハイビームの使い方

アダプティブハイビームアシスト・プラスは、前の車や対向車を見つけると、その部分だけ光を弱めてくれます。

使う時は、ライトスイッチを「AUTO」にして、ウインカーのレバーを前に押します。メーターに自動ハイビームのマークが出れば、働いている合図です。

細かい手順は年式で違うので、取扱説明書で確かめてみてください。

例えばこんな会話になることもあります。

「夜の山道で、ハイビームとロービームの切り替えが面倒なんです」

「自動のハイビームを使ってみてください。対向車が来ると勝手に暗くしてくれますよ」

安全装備とのつながり

ライトは、カメラやセンサーで周りを見る安全装備ともつながっています。安全装備の名前や中身はAクラスの安全装備で見ています。

フォグランプの使い方

フォグランプは、霧や大雨で前が見えにくい時に使うランプです。年式やグレードで、付いている場所や数が違います。

特に気をつけたいのは、後ろのフォグランプ(リアフォグ)です。とても明るく光るので、晴れた夜に点けたままだと、後ろの車にはまぶしく感じられます。

霧が晴れたら消す、と覚えておきましょう。メーターに点灯中のマークが出ていないか、時々見ておくと安心です。

車内のライトと便利な設定

ライトの話は外だけではありません。車内の照明や、乗り降りの時のライトも、設定で使いやすくなります。

『設定の画面が多くて、どこを触ればいいか分からない…』という方も多いはずです。

場所できることの例どこで設定するか
室内灯ドアの開け閉めで点ける・消す天井のスイッチ
車内の照明(アンビエントライト)色や明るさを変えるMBUXの画面
乗り降りの時のライト降りたあとしばらく外を照らすMBUXの画面
足元のロゴドアを開けると足元に映すアドバンスドパッケージ装着車

MBUXから変えられること

ライトまわりの細かい設定は、MBUXの画面の「設定」から変えられる年式が多いです。

例えば、車内の照明の色を落ち着いた色にしたり、夜の明るさを抑えたりできます。夜の運転で画面や照明がまぶしい時は、一度見てみてください。

MBUXの使い方はMBUX・ナビの使い方でまとめています。

室内灯の消し忘れに注意

室内灯を点けっぱなしにすると、バッテリーが弱る原因になります。

ドアの開け閉めで点く設定にしておけば、消し忘れはほとんど起きません。荷物の積み下ろしで室内灯を手で点けた時は、降りる前にスイッチを見る習慣をつけておくと安心です。バッテリー上がりの対処はバッテリー上がりと交換で見ています。

ヘッドライトが点かない・暗い時

「ベンツAクラス ヘッドライト交換」と調べる方の多くは、片方が点かない、暗い、といった困りごとがあるはずです。

まず知っておきたいのは、LEDのヘッドライトは、電球だけを替える作りになっていないことが多い点です。LEDが点かない時は、ライトのユニットごと交換になることがあります。

ヘッドライトが点かない時に販売店で見積もりを取るまでの流れの図解
ヘッドライトが点かない時の流れ
  1. メーターにライトの不具合の表示が出ていないかを見る
  2. 一度エンジンを切り、かけ直しても同じかを確かめる
  3. どちら側の、どの光が点かないかをスマホで撮っておく
  4. 正規販売店か輸入車に慣れた整備工場に連絡する
  5. 診断機で原因を見てもらい、交換の範囲と見積もりを聞く

交換費用は高くなりがち

LEDのヘッドライトをユニットごと替えると、部品代が高くなりがちです。年式や左右で違い、十万円をこえることもあると言われます。

ここで大事なのは、自分で判断せずに見積もりを取ることです。ライトの中の部品だけで直せる場合もあれば、配線やコンピューターの不調のこともあります。

片方だけ暗い・色が違う時

『点いてはいるけど、左右で明るさが違う気がする…』という相談もよくあります。

LEDのヘッドライトは、照らす範囲を細かく変えているので、場面によって左右の見え方が違うこともあります。まずは、平らな場所で壁に向けて点け、照らし方を見比べてみてください。

止まっていても明らかに片方だけ暗い時や、色が青っぽい・黄色っぽいなど左右で違う時は、ライトの中の不調かもしれません。写真を撮って販売店に見せると、話が早く進みます。

状況費用の考え方相談先
新車から3年の間メルセデス・ケアの一般保証修理で無償になることがある正規販売店
4・5年目保証プラスに入っていれば延長される正規販売店
事故や飛び石で割れた車両保険が使えることがある保険会社と販売店
保証の外原則は自分の負担見積もりを複数取る

新車から3年間は、一般保証修理が無償です(公式・走行距離無制限)。修理費の全体の目安はAクラスの修理費の目安で見ています。

よくある失敗

ネットで安く売られているLEDバルブやユニットを自分で付けて、警告が出たり、車検に通らなくなったりする。Aクラスのライトは車のコンピューターとつながっているので、部品選びは販売店に相談してからにしましょう。

事故や飛び石の時は保険を確かめる

ライトが割れた原因が事故や飛び石なら、車両保険が使えることがあります。

ただ、保険を使うと翌年からの保険料が上がることもあります。修理費と保険料の差を比べてから決めるのが安心です。

保険のことは任意保険料の目安と下げ方で見ています。

テールランプ・ブレーキランプ・ウインカー

後ろのランプも、LEDの年式が多くあります。テールランプが点かない時も、ヘッドライトと同じく、ユニットごとの交換になることがあるんです。

『後ろのランプは自分で見えないから、気づかないかも…』と心配になりますよね。

Aクラスは、ランプが点かなくなると、メーターに案内を出してくれる年式が多いです。表示の意味は警告灯・警告音の意味と対処でまとめています。

ランプ点かない時に気づく方法交換の考え方
テールランプメーターの案内、後ろに回って見るLEDならユニット交換のことがある
ブレーキランプ家族に踏んでもらう、壁に映る光を見る早めに直す(車検でも見られる)
ウインカー点滅が速くなる、メーターの案内早めに直す
ナンバー灯夜に後ろから見る小さな部品で済むことも

ウインカーの点滅が速い時

ウインカーの点滅が急に速くなったら、どこかのランプが切れている合図のことがあります。

ブレーキランプは、一人だと確かめにくいランプです。夜に壁やシャッターの前に後ろ向きで止めて、ブレーキを踏んだ時の赤い光が左右と上の3か所に映るかを見ると分かりやすいですよ。

左右どちらかだけ速い時は、その側の前か後ろ、ドアミラーのウインカーを見てみてください。

ライトの黄ばみ・くもり・結露

長く乗っていると、ヘッドライトの表面が黄ばんだり、くもったりしてきますよね。

これは、ライトの表面の樹脂が紫外線などで傷んでくるためと言われます。見た目だけでなく、明るさが落ちることもあるんです。

黄ばみがひどい時は、カー用品店や専門店で磨いてコーティングしてもらう方法もあります。自分で磨いて失敗すると、かえってくもりが広がることもあるので、自信がない時はお店に任せましょう!

黄ばみの少ないライトは、車を売る時の見た目の印象もよくなります。手入れは早めに始めるほど楽です。

自分でできる手入れ
  • 洗車の時にやわらかい布で汚れを落とす
  • 市販のヘッドライト用クリーナーを説明どおりに使う
  • 屋根のある場所に止めて紫外線を減らす
避けたい手入れ
  • 硬いスポンジや研磨剤で強くこする
  • 溶剤の強いクリーナーをたっぷり使う
  • 内側のくもりを外から磨いて直そうとする

内側がくもる・水がたまる時

雨のあとや洗車のあとに、ライトの内側がうっすらくもることがあります。少しのくもりなら、ライトを点けて走るうちに消えることも多いです。

高圧の洗車機でライトのふちに水を強く当て続けるのも、できれば避けたいところです。ライトの周りは、少し離してやさしく洗うようにしてみてください。

ただ、水滴がたまって消えない時は、ライトのすき間から水が入っているのかもしれません。放っておくと中の部品を傷めることもあるので、早めに見てもらいましょう。

車検とカスタムで気をつけること

ライトは、車検でしっかり見られるところの一つです。明るさや向き、色が基準に合っているかが確かめられます。

純正のライトのまま乗っていれば、ふだんは心配しすぎなくて大丈夫です。気をつけたいのは、黄ばみで明るさが落ちている時や、社外の部品に替えている時です。

『ライトを自分好みに変えたい』と思う方もいるはずです。ただ、色や明るさを変える部品の中には、車検に通らないものもあるので注意が必要です。

カスタムの定番と注意点はカスタムパーツ・ドレスアップの定番と注意点で見ています。車検の費用の目安は車検費用の目安でまとめています。

補足

ヘッドライトの向き(光軸)は、車高を変えたり重い荷物を積んだりすると変わることがあります。対向車からパッシングされることが増えたら、向きを見てもらうと安心です。

ほかの不調と一緒に相談する

ライトの不調で販売店に行く時は、ほかに気になることもまとめて伝えておくと効率がいいです。

例えば、メーターに「冷却水を点検してください」と出ていたなら、それも一緒に見てもらいましょう。対処は冷却水の表示の対処で見ています。

Aクラスで多い故障の全体は故障しやすい箇所と修理費の目安で見られます。

これから買う方へ

中古車を選ぶ時は、昼の明るい時間でも、ライトを点けて左右の明るさと色がそろっているかを見ておきましょう。片方だけ新しいライトに替わっている車は、事故の修理のあとのこともあります。

新車なら、ライトの装備は全車でそろっています。違いが出るのはオプションのほうなので、総額で比べると選びやすくなります。

交渉の順番はAクラスの値引き相場と交渉の順番で見ています!

よくある質問

Aクラスのヘッドライトの電球は自分で交換できますか?

今のAクラスはLEDのヘッドライトで、電球だけを替える作りになっていないことが多いです。点かない時はユニット交換になることもあるので、販売店で原因を確かめてもらいましょう。

ヘッドライトのユニット交換はいくらくらいかかりますか?

年式や左右で違い、十万円をこえることもあると言われます。保証期間の中なら無償になることもあるので、まず販売店で見積もりを取ってみてください。

自動のハイビームはどうやって使いますか?

ライトスイッチを「AUTO」にして、ウインカーのレバーを前に押すのが基本の使い方です。メーターにマークが出れば働いています。細かい手順は取扱説明書で確かめてください。

ライトの内側がくもっています。故障ですか?

うっすらしたくもりは、ライトを点けて走るうちに消えることも多いです。水滴がたまって消えない時は、水が入っている可能性があるので点検を受けましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 現行のAクラスは全車マルチビームLEDとアダプティブハイビームアシスト・プラス
  • ふだんはライトスイッチを「AUTO」に。自動ハイビームはレバーで入れる
  • LEDのライトは、点かない時にユニットごとの交換になることがある
  • 交換の前に、保証や車両保険が使えるかを確かめる
  • 色や明るさを変える部品は、車検に通らないこともあるので慎重に
ベンツAクラス買いたいドットコム

ベンツAクラス買いたいドットコム 編集部

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