当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
「ファイナルエディション」と聞くと、『もうAクラスが終わるの?』とドキッとしますよね。
結論から言うと、2025年5月に出たファイナルエディションはAクラス セダンの最終モデルで、ハッチバックのAクラスは今も新車で買えます。この記事では、過去の限定車と特別仕様車を年式と価格で並べ、中古で選ぶ時の見方まで紹介します。
ベンツAクラスに今、限定車はある?
2026年9月29日時点の公式プライスリスト(MP202701)に、Aクラスの限定車はありません。いま新車で選べるのは通常のラインアップ4モデルだけです。
限定車を新車で狙っている方には、少し残念な答えですよね。現行の4モデルは次のとおりです。
| 現行モデル | 価格(税込) |
|---|---|
| A 180 Urban Stars | 5,250,000円 |
| A 200 d Urban Stars | 5,980,000円 |
| Mercedes-AMG A 35 4MATIC | 7,940,000円 |
| Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+ | 9,690,000円 |
価格はメーカー希望小売価格・消費税込(MP202701)。オプションと登録諸費用は含みません。
『Urban Starsって限定車じゃないの?』と思った方もいるはずです。実はUrban Starsは2025年6月26日に追加されたラインアップモデルで、台数の限定はありません。
それまで有償オプションだったAMGラインパッケージやAMGレザーエクスクルーシブパッケージを、標準にしたモデルなんです。中身の違いはAMGライン・Urban Stars・ナイトパッケージの違いで詳しく見られます。
Aクラスの限定車・特別仕様車の一覧
現行のW177世代を中心に、日本で出た限定車・特別仕様車を並べてみます。
| 名前 | 世代 | 時期 | 価格(税込) | 台数 |
|---|---|---|---|---|
| A 180 FINAL EDITION | W169(2代目) | 2012年5月28日 発表 | 不明 | 300台 |
| A 180 Edition 1 | W177 | 2018〜2019年 | 不明 | 不明 |
| メルセデスAMG A 35 4MATIC Edition 1 | W177 | 2019年 | 7,430,000円 | 不明 |
| メルセデスAMG A 45 S 4MATIC+ Edition 1 | W177 | 2019年 | 9,190,000円 | 不明 |
| A 250 4MATIC セダン Edition 1 | V177(セダン) | 2019年7月22日 発表 | 不明 | 250台 |
| A 180 Sedan Final Edition | V177(セダン) | 2025年5月29日 追加 | 5,250,000円 | 限定なし |
| A 200 d Sedan Final Edition | V177(セダン) | 2025年5月29日 追加 | 5,980,000円 | 限定なし |
日付と台数はメルセデス・ベンツ日本の公式リリース、AMG Edition 1の価格は発表当時の自動車メディアの情報です。価格が分からないものは「不明」としています。

こうして見ると、限定車は「新しい世代の出始め」と「世代の終わり」に集中していますよね。出始めがEdition 1、終わりがFinal Editionです。
ファイナルエディションとは?セダンの最終モデルの中身
まず、いちばん調べられているファイナルエディションから見ていきましょう。
2025年5月29日、メルセデス・ベンツ日本は「A 180 Sedan Final Edition」と「A 200 d Sedan Final Edition」を追加しました。公式リリースの言葉は「Aクラスセダンの集大成を飾る最終モデル」です。
- AMGラインとナイトパッケージが標準
- ボディカラーは全6色
- MANUFAKTUR アルペングレー(ソリッド)を有償色で追加
- 全車右ハンドル
- 台数限定車ではなく、ラインアップモデル
ここが大事なところです。名前に「Final」と付いていますが、台数を絞った限定車ではありません。
そしてこれは「セダンの」最終モデルです。2026年9月29日時点の公式プライスリストにセダンは載っておらず、セダンの新車はもう選べないんです。
価格も見ておきましょう。当時のハッチバックと比べると、こうなります。
| モデル(当時の価格) | 価格(税込) |
|---|---|
| A 180 Sedan Final Edition | 5,250,000円 |
| A 180 Urban Stars(2025年6月追加時) | 5,150,000円 |
| A 200 d Sedan Final Edition | 5,980,000円 |
| A 200 d Urban Stars(2025年6月追加時) | 5,880,000円 |
同じ時期で比べると、セダンのFinal Editionはハッチバックより10万円高い設定でした。セダン全体の話はAクラス セダンの新車と中古の選び方でまとめています。

AMGラインとナイトパッケージ標準は何がうれしい?
Final Editionの特徴として挙がる「AMGライン」は、スポーティなバンパーやホイールなど、外装と内装をAMG風に仕立てた装備です。「ナイトパッケージ」は、黒を基調にした外装の仕立てのことですね。
それまでのセダンでは、これらは有償のオプションでした。最後のモデルで、人気の装備をまとめて標準にした形です。
『最後だから、いちばんいい装備が付いているはず』と思うかもしれません。ただ、パノラミックスライディングルーフなどのオプションは個体によって違うので、中古なら装備表で確かめてみてください。
『ハッチバックも終わるの?』生産終了の話との関係
ファイナルエディションの話を聞くと、そう心配になりますよね。
ハッチバックのAクラスについて、日本での販売終了はメルセデス・ベンツ日本から発表されていません。本国では2028年まで生産を続けると報じられています。
2026年6月頃に現行のMP202701へ切り替わり、ハッチバックは今も販売中です。セダンのFinal Editionと、ハッチバックの将来は別の話として見ておくと混乱しません。
「もうすぐ買えなくなるから急がないと」と焦る必要はない、ということですね。今後の見通しはAクラスはいつまで買えるかで追いかけています。
エディション1とは?発売記念の特別仕様
エディション1は、新しい世代やモデルの発売に合わせて出る記念仕様です。Aクラスでは2018年から2019年にかけて、いくつか出ました。
| モデル | Edition 1 | 通常モデル(発表時) | 差額 |
|---|---|---|---|
| メルセデスAMG A 35 4MATIC | 7,430,000円 | 6,280,000円 | 1,150,000円 |
| メルセデスAMG A 45 S 4MATIC+ | 9,190,000円 | 7,900,000円 | 1,290,000円 |
価格は2019年の発表当時の自動車メディアの情報で、税込です。
AMGのEdition 1は、通常モデルより100万円以上高い設定でした。その分、装備や内外装の特別な仕立てが盛り込まれていたモデルです。
A 180 Edition 1と、A 250 4MATIC セダン Edition 1(250台)も同じ流れの記念モデル。A 250 4MATIC セダンは四輪駆動で、セダンの四駆として今でも探す方がいます。
ただ、どの装備が付いていたかは個体によって確かめるしかありません。中古で見つけたら、車検証の型式と装備表を照らし合わせてみてください。
2代目W169にもFINAL EDITIONがあった
実は「FINAL EDITION」の名前は、2代目のW169でも使われています。2012年5月28日に、300台の限定車「A 180 FINAL EDITION」が公式に発表されました。
W169は2005年2月に日本で発売された世代で、2013年1月に3代目のW176へ切り替わっています。今では製造から10年以上たつ車なので、限定車かどうかより、整備の記録と状態を優先して見るのがおすすめです。
旧型の中古の注意点は初代W168・2代目W169の中古でまとめています。
限定車は中古で買う価値がある?
『限定車なら売る時も高いはず』と期待しますよね。ここは少し冷静に見ておきたいところです。
- 通常モデルに無い色や装備が付いていることがある
- 台数が少なく、同じ車と出会いにくい
- 好きな人には満足感が高い
- 年式が古くなるほど、限定の価値より状態が値段を決める
- 台数が少ないので、条件に合う1台がなかなか見つからない
- 装備の中身を書類で確かめるのに手間がかかる
売る時の値段は、限定車かどうかより年式・走行距離・色で決まることが多いです。グレードや色ごとの違いはAクラスのリセールバリューで数字にしています。
「Edition 1」「Final Edition」と書かれていても、実は通常モデルにエンブレムだけ付けた車、ということもあります。販売店に車検証と装備の記録を見せてもらいましょう。
限定車の中古を探す時の手順
限定車や最終モデルを中古で探すなら、次の順番で進めると迷いにくいです。
- 欲しいモデル名と年式を決める(例:A 200 d Sedan Final Edition、2025年)
- 中古車サイトで「セダン」「年式」「ディーゼル」など条件を絞る
- 気になる車の車検証で型式と初度登録年月を確かめる
- 装備表と実車を見比べ、AMGラインやナイトパッケージの有無を確かめる
- 保証の残りと、メンテナンスの記録を確かめる
例えばこんなやり取りをしておくと安心です。
「この車、Final Editionで間違いないですか?」
「はい、車検証と装備の記録がこちらです」
新車で通常モデルを選ぶ場合も、比べる材料として限定車の中古価格を見ておくと判断しやすくなります。普通のガソリン車ならA 180、燃費重視ならA 200 dが基準です。
新車の値引きの目安はベンツAクラスの値引き相場と交渉の順番で確かめられます。中古なら、在庫を条件で絞って見ておくと相場の感覚がつかめますよ。
ベンツAクラス買いたいドットコム
ベンツAクラスの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ベンツAクラスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
よくある質問
ベンツAクラスのファイナルエディションとは何ですか?
2025年5月29日に追加された「A 180 Sedan Final Edition」「A 200 d Sedan Final Edition」のことで、Aクラス セダンの最終モデルです。台数限定車ではなくラインアップモデルでした。
ファイナルエディションの価格はいくらでしたか?
A 180 Sedan Final Editionが5,250,000円、A 200 d Sedan Final Editionが5,980,000円です(税込・発売時)。
ハッチバックのAクラスも生産終了ですか?
日本での販売終了は発表されていません。本国では2028年まで生産を続けると報じられています。2026年9月時点でハッチバックは新車で買えます。
エディション1とは何ですか?
新しい世代やモデルの発売に合わせた記念仕様です。Aクラスでは2018〜2019年にA 180、AMG A 35、AMG A 45 S、A 250 4MATIC セダンのEdition 1が出ました。
今、新車で買えるAクラスの限定車はありますか?
2026年9月29日時点の公式プライスリストに限定車はありません。
まとめ
- 現行のAクラスに限定車は無い。Urban Starsも限定車ではなくラインアップモデル
- ファイナルエディションはセダンの最終モデルで、価格は525万円と598万円(税込)
- ハッチバックの販売終了は日本では未発表。本国では2028年まで生産継続と報道
- Edition 1はW177の出始めに出た記念仕様で、AMGは通常より100万円以上高かった
- 中古の限定車は、車検証と装備の記録で本物か確かめてから選ぶ





コメント