ベンツA180はどんなモデル?1.3Lターボの実力と価格・A200dとの違い

市街地を走るベンツAクラス

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ベンツAクラスを調べていると、まず目に入るのが一番手頃な「A 180」ですよね。『エンジンが小さいけど、ちゃんと走るの?』と気になっている方も多いはずです。

結論から言うと、A 180は街乗りと高速の巡航なら十分に走ります。そのうえ自動車税が1つ下の区分になるので、維持費の面でも選びやすいグレードなんです。

この記事では、A 180の価格とスペックを公式値で見たうえで、A 200 dとの違いを数字で比べていきます。

目次

ベンツA180はどんなモデル?

A 180は、現行の4代目Aクラス(W177)のエントリーグレードです。いまの正式な名前は「A 180 Urban Stars」になります。

先に結論

A 180 Urban Starsは525万円(2026年9月29日時点の公式プライスリスト・MP202701)。1,331ccのガソリンターボに小さなモーターを組み合わせ、前輪で走るハッチバックです。

日本で売られている現行のAクラスは、次の4モデルです。A 180はその一番下にあたります。

モデル価格(MP202701)燃料駆動
A 180 Urban Stars5,250,000円ハイオクFF
A 200 d Urban Stars5,980,000円軽油FF
Mercedes-AMG A 35 4MATIC7,940,000円ハイオク4WD
Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+9,690,000円ハイオク4WD

ちなみに、2018年10月の発表時は322万円でした。2023年2月の改良時には498万円、2025年6月のUrban Stars追加時は515万円です。

値段が上がった分、AMGラインやナイトパッケージ、本革シートなどが標準になっています。昔の価格を見て『もっと安いはず』と思った方は、年式の違いに気をつけてみてください。

全グレードの並びはAクラスのグレード一覧でまとめています。

A180のエンジンと馬力・トルクは?

ここが一番気になるところですよね。A 180のエンジンは「M282」という型式の直列4気筒ターボです。

項目A 180 Urban Stars(MP202701)
車両型式5AA-177084
総排気量1,331cc(公式呼称は1.4L)
最高出力136PS(100kW)/5,500rpm
最大トルク230N・m/1,650〜3,500rpm
電動機定格8kW・最高10kW・58N・m
トランスミッション7速AT(7G-DCT)
駆動前輪駆動
燃料無鉛プレミアム(ハイオク)
燃料タンク43L

最大トルクが1,650回転から出るので、街中の発進で重さを感じにくいんです。高速の合流でも、アクセルを深めに踏めば流れに乗れます。

『馬力が136PSって物足りなくない?』という声もあります。ただ、車両重量は1,420kgなので、日常の使い方で困る場面は多くありません。

MTはある?

現行の日本仕様のAクラスにMT(マニュアル)はありません。A 180は7速のデュアルクラッチ式AT、ほかの3モデルは8速ATです。

型式が変わったのはいつ?

2023年11月頃から、A 180の型式は「5BA-」から「5AA-177084」に変わりました。小さなモーターが付いてハイブリッド扱いになったためです。

これでWLTCモード燃費は15.3km/Lから16.8km/Lへ良くなりました(goo-net調べ)。中古車を探す時は、車検証の型式で見分けてみてください。

A180のサイズと燃費はどれくらい?

数字で並べるとこうなります。いずれも公式のMP202701 Data Informationの値です。

項目A 180 Urban Stars
全長×全幅×全高4,440×1,800×1,420mm
ホイールベース2,730mm
最低地上高110mm(社内測定値)
最小回転半径5.0m
車両重量1,420kg(サンルーフ等装着時1,450kg)
荷室容量350〜1,190L
タイヤ225/45R18
WLTC燃費16.9km/L

全幅1,800mmは、ドアミラーを含めると1,990mmになります。機械式駐車場の幅制限は、ミラー込みで確かめておくと安心です。

燃費はWLTCで16.9km/L。市街地モードは11.5km/L、高速道路モードは20.2km/Lです。街中が多い方は、カタログ値より低めに出ると思っておきましょう。

実際の燃費の出方はAクラスの実燃費の記事で詳しく見ています。

年式でサイズが違う

2022年までの型は全長4,420mm、2023年〜2025年前半は全長4,430mm・全高1,440mmです(goo-net調べ)。中古車は年式ごとに寸法を確かめてください。

A180の維持費は年いくらかかる?

『本体は買えても、維持できるか心配』という方も多いはずです。毎年かかる主なお金を、A 180で並べてみます。

項目A 180 Urban Stars の目安
自動車税年30,500円(1,331ccで1.5L以下の区分)
燃料代年約11.0万円(年1万km・ハイオク185円の仮定)
重量税の区分1.0t超1.5t以下(車検時に2年分)
点検・メンテナンス新車から3年はメルセデス・ケアで無償
4・5年目のメンテナンスメンテナンスプラス154,000円(新車時に加入)

新車から3年間は、定期メンテナンスの工賃と交換部品がメルセデス・ケアに含まれます。最初の3年は、税と燃料と保険が主な出費なんです。

4年目以降は、点検やタイヤ交換の費用が自分持ちになります。タイヤは225/45R18で、18インチなので交換費用は高めに見ておきましょう。

細かい内訳はAクラスの維持費の記事で計算しています。

A180とA200dの違いは?

『A 180とA 200 d、どっちがいいの?』は、Aクラス選びで一番多い迷いですよね。まずは数字を並べます。

項目A 180 Urban StarsA 200 d Urban Stars
価格5,250,000円5,980,000円
エンジン1,331ccガソリンターボ1,949ccディーゼルターボ
最高出力136PS150PS
最大トルク230N・m320N・m
ミッション7速AT8速AT
WLTC燃費16.9km/L19.2km/L
燃料ハイオク軽油
自動車税(年)30,500円36,000円
車両重量1,420kg1,510kg
A180とA200dの価格・燃費・税の違いの図解

装備の差はナビゲーションパッケージ分

価格差は73万円ありますが、そのまま性能差ではありません。A 200 dには、A 180だとオプションになる装備が最初から付いています。

A 200 dに標準でA 180はオプションの装備
  • トラフィックサインアシスト
  • 自動再発進機能
  • メモリー付パワーシート(運転席・助手席)
  • アドバンスドサウンドシステム
  • MBUX ARナビゲーション

A 180でこれらを付けるには、ナビゲーションパッケージ(376,000円)を選びます。すると本体側の差は約35万円まで縮むんです。

燃料代の差はどれくらい?

仮に年1万km走り、ハイオク185円・軽油165円で計算してみます。単価は仮の数字なので、お住まいの地域の値段に置き換えてみてください。

A 180A 200 d
年間の燃料量(WLTC値で計算)約592L約521L
年間の燃料代約11.0万円約8.6万円
自動車税30,500円36,000円
合計約14.0万円約12.2万円

年1万kmなら、A 200 dのほうが年2万円前後安くなる計算です。35万円の差を燃料代で取り返すには、かなり長く乗る必要があります。

「週末に近場を走るくらいです」
「それならA 180で十分、という方が多いですね」

こんな会話になる方が多いはずです。逆に、高速で遠出する機会が多いなら、トルクの太いA 200 dが楽に感じます。ディーゼルの手間も含めてA 200 dの記事で比べてみてください。

高速道路や坂道で力不足を感じない?

『1.3Lで高速は大丈夫?』と心配になる方も多いはずです。A 180は、ターボと7速ATで回転をうまく使って走ります。

普段の流れに乗る程度なら、力不足を感じる場面は多くありません。ただ、大人4人と荷物を載せて長い上り坂を走る時は、A 200 dのほうが余裕があります。

「家族4人で帰省するのが年に何回かあります」
「それなら一度、坂道のある道で試乗してみるといいですよ」

こんなふうに、自分の一番重い使い方で試してみるのがおすすめです。乗り心地や静かさは乗り心地の記事でも見ています。

A180のAMGラインやアーバンスターズって何?

現行のA 180は「Urban Stars」という名前のとおり、AMGラインとナイトパッケージが標準です。以前は有償オプションだった装備が、最初から付いているんです。

Urban Starsで標準になった主な装備

18インチAMGアルミ、本革シート、スポーツシート、ローワードコンフォートサスペンション、DYNAMIC SELECTなどがA 180にも標準です(MP202701)。

旧型の「A 180 Style」や「A 180 Edition 1」は過去のグレードです。中古車で見かけたら、どの装備が付いているか個体ごとに確かめてみましょう。

AMGライン・アーバンスターズ・ナイトパッケージの違いはAMGラインの記事で詳しく書いています。

色とカラーコード

現行の色は4色で、カラーコードは次のとおりです。

ボディカラーコード価格
ポーラーホワイト149無償
コスモスブラック191116,000円
マウンテングレー787116,000円
ハイテックシルバー922116,000円

A180のセダンは新車で買える?

『A 180のセダンが欲しかった』という方もいますよね。残念ながら、Aクラス セダンの新車はいまはありません。

2025年5月に追加された「A 180 Sedan Final Edition」(525万円)が、公式に「Aクラスセダンの集大成を飾る最終モデル」とされています。2026年9月29日時点のプライスリストには載っていません。

セダンが欲しいなら中古車で探すことになります。ハッチバックとの違いはAクラス セダンの記事で比べています。

A180の中古・維持費・故障はどう考える?

『新車は高いから中古で』と考える方もいますよね。A 180は台数が多く、年式の幅も広いグレードです。

中古のA180で見ておきたいところ
  • 車検証の型式(5BA-か5AA-か)で年式を確かめる
  • 7速ATの低速での変速がぎくしゃくしないか試乗で確かめる
  • MBUXの画面や警告灯に不具合が出ていないか確かめる
  • 点検記録簿で整備の履歴を確かめる

7速のデュアルクラッチは、低速でぎくしゃく感じるという話が出ることがあります。壊れやすいと決めつける話ではありませんが、試乗で一度は確かめておきたいところです。

エンジンがかからない時は、まずバッテリーとスマートキーの電池を疑うのが順番です。詳しい手順はバッテリーの記事にあります。

新車で買う場合は、値引きと見積もりの取り方で総額が変わります。Aクラスの値引き相場の記事もあわせて読んでみてください。

ベンツAクラス買いたいドットコム

ベンツAクラスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ベンツAクラスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

A180を選ぶ人と中古で見るポイントの図解

よくある質問

ベンツA180の新車価格はいくら?

A 180 Urban Starsは525万円です(2026年9月29日時点の公式プライスリスト・MP202701、消費税込)。有償色やオプション、諸費用は別にかかります。

A180の排気量は1.3L?1.4L?

総排気量は1,331ccです。公式は「1.4L」と呼んでいますが、自動車税は1.0L超1.5L以下の区分で、年30,500円です。

A180の馬力とトルクは?

最高出力136PS、最大トルク230N・mです。これに定格8kWの電動機が組み合わされています(MP202701)。

A180にセダンはある?

現在、Aクラス セダンの新車はありません。2025年5月のA 180 Sedan Final Editionが最終モデルで、いまは中古車で探すことになります。

A180とA200dで燃費はどれくらい違う?

WLTCモードでA 180が16.9km/L、A 200 dが19.2km/Lです。燃料もハイオクと軽油で違います。

まとめ

この記事の要点
  • A 180 Urban Starsは525万円で、現行Aクラスで一番手頃なグレード
  • 1,331ccターボ+電動機で136PS・230N・m、7速AT・前輪駆動・ハイオク
  • 自動車税は年30,500円で、A 200 dより5,500円安い
  • A 200 dとの差は73万円だが、ナビゲーションパッケージ分を引くと約35万円
  • 中古は型式と7速ATの変速を試乗で確かめる
ベンツAクラス買いたいドットコム

ベンツAクラス買いたいドットコム 編集部

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