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ベンツAクラスを検討していて、口コミで「乗り心地が硬い」「ロードノイズが気になる」という声を見かけ、『ベンツなのに?』と不安になっていませんか。
結論から言うと、現行のAクラスはしっかりめの乗り心地です。ふわっと柔らかい高級車を想像していると、街中の段差では硬く感じるかもしれません。
この記事では、硬く感じる理由と静かさの実際を、グレードごとの装備の違いから見ていきます。試乗で何を確かめればいいかも、最後にまとめています。
ベンツAクラスの乗り心地は硬い?
現行のAクラスは、低い速度での段差や荒れた路面ではやや硬めに感じやすく、高速道路ではどっしり安定する、という乗り味だとよく言われます。特にAMGの2モデルは、はっきり硬めです。
『ベンツ=乗り心地がいい』というイメージ、ありますよね。
実は、Aクラスはメルセデス・ベンツの中でも「スポーツコンパクト」と呼ばれる位置づけです。ゆったり走るより、きびきび走ることを大事にした作りなんです。
だから、大きなセダンのEクラスやSクラスと同じ乗り心地を期待すると、ギャップを感じやすくなります。
硬く感じやすい場面、気にならない場面
例えばこんな場面で、印象が分かれます。
- 高速道路を一定の速さで走る時
- きれいに舗装された幹線道路
- カーブの多い道(車体の傾きが少ない)
- 住宅街の段差やマンホールを越える時
- 舗装の荒れた古い道
- 駐車場の出入り口の段差をゆっくり越える時
『じゃあ毎日の買い物には向かないの?』と思うかもしれません。
そこまで心配しなくて大丈夫です。硬さは「突き上げを感じる」程度で、乗っていられないほどではない、という声が多いです。ただ、感じ方には個人差があるので、試乗で確かめるのが一番です。
なぜ硬く感じる?グレード別の足まわりの違い
乗り心地に大きく関わるのが、タイヤとサスペンションです。
メルセデス・ベンツ公式のData Information(MP202701)で、現行の4モデルを並べてみます。
| モデル | タイヤサイズ | ホイール | サスペンション | 車両重量 |
|---|---|---|---|---|
| A 180 Urban Stars | 225/45R18 | 18インチAMGアルミ | ローワードコンフォートサスペンション | 1,420kg |
| A 200 d Urban Stars | 225/45R18 | 18インチAMGアルミ | ローワードコンフォートサスペンション | 1,510kg |
| AMG A 35 4MATIC | 235/35R19 | 19インチAMGアルミ | AMGサスペンション | 1,580kg |
| AMG A 45 S 4MATIC+ | 245/35R19 | 19インチAMGアルミ | AMGサスペンション | 1,630kg |
18インチの薄いタイヤが効いている
A 180とA 200 dのUrban Starsは、AMGラインが標準で、タイヤは18インチの225/45R18です。
タイヤの「45」は、タイヤの横の部分の厚みの割合を表しています。数字が小さいほどタイヤが薄く、段差のショックを吸収する余裕が少なくなります。
見た目はぐっと引き締まりますが、そのぶん段差の「コツン」という感触は伝わりやすくなるんです。
AMGの2モデルは19インチで、厚みの割合が「35」とさらに薄くなっています。
ローワードコンフォートサスペンションとは
Urban Starsには「ローワードコンフォートサスペンション」が標準で付いています。
名前の通り、車高を少し下げた(ローワード)サスペンションです。最低地上高は110mm(社内測定値)で、走りの安定感を重視した設定です。
『コンフォートって付いているのに硬いの?』と感じますよね。
ここでのコンフォートは、スポーツ寄りの足まわりの中で快適さにも気を配った、という意味合いで受け取っておくのが近いです。
AMGはさらに硬め
AMG A 35とA 45 Sは、AMGサスペンションと19インチのタイヤを組み合わせています。
走りを楽しむための車なので、乗り心地はAクラスの中で一番硬めです。
DYNAMIC SELECT(AMG DYNAMIC SELECT)で走行モードを切り替えると、乗り味の印象も変わります。家族を乗せる日は、おだやかなモードを選ぶ方も多いです。
AMGの細かい違いはメルセデスAMG A35・A45の違いでまとめています。

中古の年式やグレードでも違う
中古車でAクラスを探している方は、年式とグレードで足まわりが違う点に気をつけておきましょう。
いまのUrban Starsは2025年6月に追加されたラインで、AMGラインが標準です。それより前の年式では、AMGラインが付いていない仕様もありました。
AMGラインが無い仕様では、ホイールのサイズが違うこともあります。同じAクラスでも、乗り心地の印象が変わる可能性があるんです。
中古車を見る時は、車検証の年式と、タイヤの側面に書かれたサイズを確かめておくと安心です。
ロードノイズや静かさはどう?
次に気になるのが、走っている時の静かさですよね。
車の中で聞こえる音は、大きく分けると3つあります。
| 音の種類 | どこから来る | 感じやすい場面 |
|---|---|---|
| ロードノイズ | タイヤと路面がこすれる音 | 荒れた路面、雨の日 |
| エンジン音 | エンジンの回転 | 発進、加速、坂道 |
| 風切り音 | 車体やミラーに当たる風 | 高速道路 |
Aクラスで話題になりやすいのは、ロードノイズです。
18インチや19インチの薄いタイヤは、路面のザラザラした感じを拾いやすく、荒れた舗装では「ゴー」という音が車内に入りやすくなります。
『静かな車だと思っていたのに…』と感じる方がいるのは、主にこの音なんです。
タイヤの銘柄でも音は変わる
ロードノイズは、同じサイズでもタイヤの銘柄や種類で変わります。
新車時に付いているタイヤは、年式や時期によって違うことがあります。中古車なら、前のオーナーが交換したタイヤが付いていることも。
試乗車と、実際に買う車のタイヤが同じとは限らないので、気になる方はタイヤの側面に書かれた銘柄を見ておきましょう。
A 180とA 200 dのエンジン音の違い
A 180 Urban Starsは1,331ccのガソリンターボ、A 200 d Urban Starsは1,949ccのディーゼルターボです。
ディーゼルは、止まっている時や低い速度で走っている時に、ガソリン車より「カラカラ」というエンジン音が聞こえやすい傾向があります。
一方で、A 200 dは最大トルクが320N・mと太く、低い回転から力が出ます。坂道や高速道路の合流で、エンジンを高く回さずに済むのは静かさの面でもいいところです。
A 180は最大トルク230N・mで、加速する時にはエンジンを少し回す場面があります。ただ、街中でゆっくり走っている時は、ディーゼルより静かに感じる方も多いはずです。
長距離ドライブでは疲れにくい?
ここは嬉しいポイントです。
硬めの足まわりは、高速道路で車体がふらつきにくく、まっすぐ走る安定感につながります。
例えば、帰省や旅行で何時間も高速道路を走る場面では、『思ったより疲れなかった』と感じる方も少なくありません。
全車に標準のドライビングアシスタンスパッケージには、前の車との距離を保つアクティブディスタンスアシスト・ディストロニックなどが入っています。長い距離の運転を助けてくれる装備です。
街中の段差で硬さを感じても、長い距離では印象が変わることもあります。どんな道を多く走るかで、乗り心地の評価は変わるんです。
エンジンの違いはベンツA200dのディーゼルは買い?でも詳しく見ています。
低速のギクシャク感は気になる?
乗り心地の話で、もう一つ出てくるのが変速機の動きです。
A 180は7速の「7G-DCT」、A 200 dは8速の変速機を使っています(公式MP202701)。
DCT(デュアルクラッチ)は、変速が素早いのが良いところです。その一方で、渋滞のノロノロ運転や駐車場での発進で、少しギクシャクした動きを感じることがある、という話も出ています。
『これって故障?』と心配になる方もいますが、DCTの性格として感じる人がいる、というものです。
- 止まった状態からゆっくり発進した時の動き
- 渋滞を想定した、時速10km前後での加速と減速
- 駐車場での前進と後退の切り替え
- 坂道での発進
普段の使い方が渋滞の多い通勤なら、ここはしっかり試しておきたいところです。
いつもと違う大きなショックや、警告の表示が出る時は、DCTの性格ではなく不具合の可能性もあります。その場合は販売店で見てもらいましょう。
後ろの席の乗り心地は?
運転する人だけでなく、家族や友人を後ろに乗せる方もいますよね。
後ろの席は、前の席より段差の揺れを感じやすい傾向があります。タイヤの真上に近い位置に座るからです。
例えば、後ろの席の家族から「ちょっと揺れるね」と言われることも。特に小さなお子さんや、車酔いしやすい方を乗せる時は、段差の手前でスピードを落とすと乗り心地がかなり変わります。
試乗の時は、運転席だけでなく、後ろの席にも座って揺れを確かめておきましょう。できれば誰かに運転してもらうと、後ろの席の感じがよく分かります。
荷物を多く積んだ時も、乗り心地は少し変わります。人や荷物で重くなると、段差の突き上げがやわらいだように感じることもあります。
後ろの席の広さや座り心地はAクラスの後部座席の広さと座り心地で詳しく見ています。
乗り心地を少しでもよくするには
すでにAクラスに乗っている方や、買った後に乗り心地を良くしたい方に向けて、できることをまとめておきます。
- タイヤの空気圧を指定の値に合わせる
- 走行モードをおだやかなモードにする
- タイヤ交換の時に、静かさや乗り心地を重視した銘柄を選ぶ
- 段差の手前でしっかりスピードを落とす
空気圧は高すぎても低すぎてもダメ
タイヤの空気圧が指定より高いと、タイヤが硬くなって乗り心地は悪くなります。
反対に低すぎると、ふらつきや燃費の悪化につながります。月に1回くらい、ガソリンスタンドで見てもらう習慣をつけておきましょう。
タイヤ交換の時がチャンス
タイヤを替えるタイミングは、乗り心地を見直すチャンスです。
同じ225/45R18のサイズでも、静かさや乗り心地を重視したタイヤがあります。お店で「ロードノイズを減らしたい」と相談してみてください。
インチダウン(ホイールを小さくする)を考える方もいますが、ブレーキとの干渉や車検に関わることがあります。サイズを変える時は、販売店かタイヤの専門店に相談してから決めましょう。
ホイールやタイヤのサイズを変えると、メーターの表示や安全装備の働き方に影響することがあります。サイズを変える時は、Aクラスに合うかどうかを専門のお店で確かめてもらいましょう。
試乗で確かめたいポイント
乗り心地や静かさは、数字だけでは分かりません。
『カタログを見ても、結局どうなのか分からない』というのが正直なところですよね。
だからこそ、試乗のコースを自分の生活に近い道にしてもらうのがおすすめです。
- 普段よく通る道に近い、段差のある道を走らせてもらう
- 可能なら高速道路やバイパスも走る
- 後ろの席にも座る
- 窓を閉めて、ロードノイズの大きさを聞く
- A 180とA 200 dの両方に乗り比べる
例えば、販売店で「家の近くの道に近いところを走りたいです」と伝えると、コースを調整してくれることもあります。
寸法や取り回しも乗り心地と同じくらい大事です。全長4,440mm、全幅1,800mmというサイズが自宅の駐車場に合うかはベンツAクラスのサイズ一覧で、運転のしやすさはAクラスは運転しやすい?で確かめてみてください。
セダンなら乗り心地は違う?
『セダンのほうが落ち着いた乗り心地なのでは?』と考える方もいますよね。
ただ、Aクラス セダンの新車は今は買えません。2025年5月に出たFinal Editionが最終モデルで、最新の公式プライスリストには載っていません。
セダンを考えるなら中古車になります。違いや選び方はAクラス セダンとハッチバックの違いでまとめています。
乗り心地に納得できたら、次は買い方です。Aクラスの値引き相場と交渉の順番を見ておくと、商談で慌てずに済みますよ。

よくある質問
ベンツAクラスの乗り心地は硬いですか?
街中の段差や荒れた路面では、やや硬めに感じるという声が多いです。現行のUrban Starsは18インチのタイヤとローワードコンフォートサスペンションが標準で、走りの安定感を重視した設定です。
ロードノイズはうるさいですか?
薄いタイヤのため、荒れた舗装ではロードノイズが聞こえやすい傾向があります。タイヤの銘柄でも変わるので、交換の時に静かさを重視したタイヤを選ぶ方法があります。
A 180とA 200 dで乗り心地は違いますか?
タイヤサイズとサスペンションは同じです。エンジンの音や力の出方が違い、A 200 dは低い回転から力が出る一方、止まっている時のエンジン音はガソリンのA 180より聞こえやすい傾向があります。
AMG A 35の乗り心地はどうですか?
AMGサスペンションと19インチのタイヤを組み合わせているので、Aクラスの中では一番硬めです。走行モードを切り替えると印象が変わります。
乗り心地を確かめるにはどうすればいいですか?
普段よく走る道に近いコースで試乗し、後ろの席にも座ってみるのがおすすめです。A 180とA 200 dの乗り比べもしておくと違いが分かりやすくなります。
まとめ
- 現行のAクラスは、段差ではやや硬め、高速道路ではどっしりした乗り味と言われる
- Urban Starsは225/45R18のタイヤとローワードコンフォートサスペンションが標準
- AMG A 35とA 45 Sは19インチとAMGサスペンションで、さらに硬め
- ロードノイズは薄いタイヤの影響が大きく、タイヤの銘柄でも変わる
- 試乗は普段の道に近いコースで、後ろの席にも座って確かめる





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