ベンツAクラス セダンは新車で買えない?Final Editionと中古の選び方

夕方の街に停まるベンツAクラス セダン

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『Aクラスのセダンが欲しいのに、公式サイトで見当たらない』と戸惑っていませんか。

結論から言うと、ベンツAクラス セダンの新車は現在買えません。2025年5月に出た「Final Edition」が最終モデルで、2026年9月29日時点の公式プライスリストにセダンは載っていないんです。

この記事では、セダンの歴代価格とハッチバックとの違い、中古セダンを選ぶ時の見どころ、代わりの候補までを数字で比べていきます。

目次

ベンツAクラス セダンは今も新車で買える?

先に結論

Aクラス セダン(型式V177)は、2025年5月29日に追加された「A 180 Sedan Final Edition」「A 200 d Sedan Final Edition」が最終モデルです(公式リリース)。2026年9月29日時点の公式プライスリスト(MP202701)にセダンの記載は無く、新車で選べるAクラスはハッチバックのみです。

Final Editionの公式リリースでは、「Aクラスセダンの集大成を飾る最終モデル」と書かれていました。台数を限った限定車ではなく、通常のラインアップとして売られていたモデルです。

公式サイトのセダン用モデルページも、いまはトップページへ転送されるようになっています(2026年10月4日確認)。本国でも、Aクラス セダンの生産は2025年に終わったと報じられています。

『じゃあAクラスそのものがなくなるの?』と心配になりますよね。

ハッチバックのほうは、日本での販売終了は発表されていません。本国では2028年まで生産を続けると報じられています。くわしくはAクラスの生産終了といつまで買えるかで見ています。

セダンの歩みを年表で見ると

時期出来事(公式リリースほか)
2019年7月22日Aクラス セダンを日本発表(A 180/A 180 Style/A 250 4MATIC)
2019年記念限定車 A 250 4MATIC セダン Edition 1(250台)
2019年10月25日メルセデスAMG A 35 4MATIC セダンを発表
2023年2月27日ハッチバックと一緒に改良(A 180 セダン/A 200 d セダン)
2025年5月29日A 180/A 200 d Sedan Final Editionを追加(最終モデル)
2026年9月29日公式プライスリストにセダンの記載なし

発表時の公式リリースでは、「メルセデス・ベンツ初、前輪駆動アーキテクチャーベースのプレミアムコンパクトセダン」と紹介されていました。6年ほどの間に、グレードの入れ替えを重ねてきたことが分かります。

Aクラス セダンの価格はいくらだった?

中古セダンの値段を見る前に、新車の時にいくらだったかを知っておくと判断しやすくなります。

モデル(時期)新車価格(メーカー希望小売価格・税込)
A 180 セダン(2023年2月改良時)5,050,000円
A 200 d セダン(2023年2月改良時)5,700,000円
メルセデスAMG A 35 4MATIC セダン(2023年4月改良時)7,610,000円
A 180 Sedan Final Edition(2025年5月)5,250,000円
A 200 d Sedan Final Edition(2025年5月)5,980,000円

価格は2023年2月の公式リリース、AMG A 35 セダンはメディア報道(2023年4月)、Final Editionは2025年5月29日の公式リリースの値です。

Final EditionにはAMGラインとナイトパッケージが標準で付き、ボディカラーは全6色でした。有償で「MANUFAKTUR アルペングレー(ソリッド)」も選べるようになっていたんです(公式リリース)。

今のハッチバックと値段を比べると

結論から言うと、Final Editionの価格は、今のハッチバックのUrban Starsとほぼ同じ水準です。

モデル価格(税込)出典
A 180 Sedan Final Edition5,250,000円2025年5月 公式リリース
A 180 Urban Stars(ハッチバック)5,250,000円2026年9月29日 公式プライスリスト(MP202701)
A 200 d Sedan Final Edition5,980,000円2025年5月 公式リリース
A 200 d Urban Stars(ハッチバック)5,980,000円2026年9月29日 公式プライスリスト(MP202701)

金額がそろっているのはたまたまで、時期も仕様も違う車です。ハッチバックのほうは、2025年6月から2026年6月頃までに2回の価格改定を経て、今の金額になっています。

全グレードの今の価格はAクラスの新車価格一覧で並べています。

Final Editionの新車在庫は残っている?

プライスリストから消えても、販売店に登録前の車が残っている可能性はあります。ただ、2025年5月の追加からすでに1年以上たっているので、見つかったら運が良いくらいに考えておきましょう。

在庫を探すなら、近くのメルセデス・ベンツ正規販売店に「Aクラス セダンのFinal Editionで、未登録の車は残っていますか」と聞いてみてください。

登録だけ済ませた走行距離の少ない車が、中古車として出てくることもあります。この場合は新車保証の始まりが登録日になるので、保証の残りを確かめておくと安心です。

セダンとハッチバックはどこが違う?

いちばん大きいのは後ろの形です。ハッチバックは後ろのドアが大きく開き、セダンは独立したトランクを持っています。

項目ハッチバック(現行・A 180)セダン(2019年 A 180 Style)
全長4,440mm4,550mm
全幅1,800mm1,800mm
全高1,420mm1,430mm
新車で買えるか買える(MP202701)買えない

ハッチバックの値は公式MP202701、セダンの値は2019年発表時のメディア掲載値です。セダンは年式で寸法が変わるので、中古で買う時は車検証の数字を見ておくと確実です。

全長はセダンのほうが100mmほど長く、幅は同じです。駐車場で気をつけたいのは長さのほうですよね。

セダンの良いところ
  • 荷物を入れる場所が客室と分かれている
  • 後ろが伸びて、落ち着いた見た目になる
  • 荷物の出し入れで車内の冷暖房が逃げにくい
ハッチバックの良いところ
  • 全長が短く、狭い駐車場で扱いやすい
  • 後席を倒すと背の高い荷物も積める
  • 今も新車で選べて、保証も新しく付く

『トランクが独立しているほうが、なんとなく上品に見える』と感じる方は多いはずです。一方で、自転車や大きな荷物を積むことがあるなら、開口部の大きいハッチバックのほうが扱いやすいこともあります。

荷物の積み方の違いは、Aクラスの荷室の広さで詳しく見ています。サイズ全体の比較はAクラスのサイズ一覧にまとめました。

内装と走りはほぼ共通

ダッシュボードの2枚の画面や丸い吹き出し口といった前席まわりのつくりは、セダンとハッチバックで共通の部分が多いです。乗り込んだ時の印象は、ほとんど変わらないはずです。

エンジンも同じ系統です。2023年改良後のA 180 セダンとA 200 d セダンは、名前のとおりハッチバックのA 180とA 200 dと同じガソリンとディーゼルの組み合わせでした。

セダンの燃費や重さは、年式とグレードでカタログの値が違います。中古で見つけたら、その年式のカタログや車検証で確かめてみてください。

参考までに、今のハッチバックの燃費を載せておきます。セダンも同じエンジンの組み合わせなので、目安にはなるはずです。

WLTC燃費(ハッチバック・公式MP202701)総合高速道路使う燃料
A 180 Urban Stars16.9km/L20.2km/Lハイオク
A 200 d Urban Stars19.2km/L23.2km/L軽油

Aクラス セダンの評価はどう?

セダンの評価でよく挙がるのは、「コンパクトなのに、後ろ姿がきちんとしたセダンに見える」「トランクがあるので荷物が人目に触れない」といった声です。

一方で、「後席の頭まわりはハッチバックと比べて大きく広いわけではない」「全長が伸びた分、駐車場で後ろを気にする」という声もあります。

実は、セダンを選ぶ理由は広さより見た目、という方も少なくないはずです。形が気に入っているなら、それは十分な理由になるんです。

後席の広さが気になる方は、Aクラスの後部座席の広さもあわせて見てみてください。

「Aクラスのクーペ・ワゴン・SUV」はある?

検索すると、Aクラスのクーペやステーションワゴン、SUVを探している方も多いようです。結論から言うと、Aクラスの名前で出ているボディはハッチバックとセダンの2つだけです。

ただ、同じ前輪駆動の土台を使う兄弟車に、こうした形の車があります。

形当てはまる車価格(2026年9月29日 公式プライスリスト・税込)
4ドアクーペCLA(新型・MP202701)CLA 180 5,980,000円
ワゴンCLAシューティングブレーク価格は公式プライスリストで確認
SUVGLA(MP202701)GLA 180 Urban Stars 6,530,000円
3列シートSUVGLB(MP202602)GLB 180 Urban Stars 6,870,000円
背の高いハッチバックBクラス(MP202602)B 180 Urban Stars 5,750,000円

CLAは2026年に新型へ切り替わっていて、電気自動車を含む新しい世代です。Aクラスと土台を共有していた旧CLAとは別の車として見ておきましょう。

『セダンが無いなら、クーペのCLAでもいいかも』と考えた方は、価格差と荷室の違いを見比べてみてください。4車種の選び分けはAクラスとCLA・GLA・GLBの違いで比べています。

セダンにこだわる理由を一度書き出してみる

「トランクが独立している形が好き」「見た目が落ち着いている」など、セダンを選びたい理由を言葉にしてみると、中古セダンにするか、CLAやハッチバックの新車にするかが決めやすくなります。

中古のAクラス セダンはどう選ぶ?

新車が無い以上、セダンにこだわるなら中古が選択肢になります。ここが一番大事なところです。

中古のAクラス セダンで見ておきたいこと
  • 年式が2023年2月の改良前か後かを確認する
  • グレード名(A 180/A 180 Style/A 200 d/A 250 4MATIC/AMG A 35)を確認する
  • 運転支援が「レーダーセーフティパッケージ」か「ドライビングアシスタンスパッケージ」かを見る
  • 低速での変速のなめらかさを試乗で確かめる
  • 点検記録簿と保証の残り期間を確認する

改良前と改良後で何が違う?

2023年2月の改良では、内外装が新しくなり、ナビも新しい世代に変わりました(公式リリース)。アダプティブハイビームアシストも全車に付くようになっています。

例えば、同じ「A 180 セダン」でも、2021年式と2023年式では画面の見た目や装備が違います。写真だけで判断せず、年式と装備表を突き合わせてみてください。

運転支援の名前は、2024年3月頃に「レーダーセーフティパッケージ」から「ドライビングアシスタンスパッケージ」に変わったとされています。年式が新しいセダンほど、新しい名前の装備が付いている可能性が高いです。

過去のグレードも知っておくと迷わない

中古車の一覧では、今のラインアップには無いグレード名がたくさん出てきます。

グレードどんなモデルか
A 180 セダン/A 180 Style セダン2019年発表時からのガソリンの中心グレード
A 200 d セダンディーゼルのセダン
A 250 4MATIC セダン2019年発表時の4WDのガソリン車
メルセデスAMG A 35 4MATIC セダン2019年10月発表のAMGモデル
A 180/A 200 d Sedan Final Edition2025年5月の最終モデル

『A 250 4MATICって今は無いの?』と思った方もいますよね。現行のハッチバックで4WDを選べるのは、AMG A 35とA 45 Sだけなんです。

中古の値段は幅で見る

中古セダンの値段は、年式・走行距離・グレード・地域でかなり変わります。Final Editionのように新しい個体は、新車価格に近い値段が付いていることもあります。

よくある失敗

「セダンは最終モデルだから値上がりする」と思い込んで、相場より高い個体を選んでしまうことがあります。値上がりを当てにせず、同じ年式・距離の個体を何台か並べて比べてから決めましょう。

中古車の年式や走行距離の選び方は、Aクラスの中古車の選び方で詳しく紹介しています。

保証の残りはどう見る?

新車のメルセデス・ケアは、新車登録から3年間・走行距離無制限です(公式)。2023年以降に登録されたセダンなら、まだこの期間が残っている個体もあります。

ただ、有償の「保証プラス」「メンテナンス&保証プラス」は、ファーストオーナーが登録から3か月以内に申し込むものです(公式注記)。前のオーナーが入っていたかどうかで、残っている保証が変わってきます。

メルセデス・ベンツ認定中古車を選ぶと、販売店独自の保証が付きます。保証の期間や距離は、店頭で書面を見せてもらうと安心です。

『保証の話って、どこまで聞いていいの?』とためらう方もいますよね。期間・走行距離・対象の部品の3つは、遠慮せずに聞いておきましょう。

セダンとハッチバック、結局どちらを選ぶ?

ここまで読んで、『結局どっちがいいの?』と迷っている方もいるはずです。決め手になるのは、新車がいいか、形にこだわるかの2点です。

迷った時の決め方
  1. 新車で買いたいかを決める(新車ならハッチバックかCLAなどの兄弟車)
  2. 独立したトランクにこだわるかを考える(こだわるなら中古セダン)
  3. 駐車場の長さに余裕があるかを測る(セダンは全長が長め)
  4. 保証の残りと点検記録で中古セダンを絞り込む
  5. 新車のハッチバックの見積もりと、中古セダンの総額を並べて比べる

「セダンの形が好きなんですけど、中古だと保証が心配で」
「それなら、ハッチバックの新車の見積もりも一緒に取って、総額で比べてみましょう」

新車のハッチバックには、3年間・走行距離無制限のメルセデス・ケアが付きます(公式)。中古セダンを選ぶ時は、この保証の分も含めて比べてみてください。

新車のハッチバックとCLAなどを比べるなら、販売店ごとに見積もりを取って総額を並べるのが近道です。

ベンツAクラス買いたいドットコム

ベンツAクラスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ベンツAクラスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

値引きの考え方と交渉の順番は、トップのベンツAクラスの値引き相場と限界額でまとめています。

Aクラス セダンとハッチバックの違いの図解
新車ハッチバックか中古セダンかの選び方の図解

よくある質問

ベンツAクラス セダンは、もう新車で買えませんか?

2026年9月29日時点の公式プライスリストにセダンの記載は無く、新車では選べません。2025年5月の「Final Edition」が最終モデルとされています。在庫として残っている車があるかは、メルセデス・ベンツ正規販売店に聞いてみてください。

Aクラス セダンのサイズはどれくらいですか?

2019年発表時のA 180 Style セダンで、全長4,550mm・全幅1,800mm・全高1,430mm(メディア掲載値)です。現行ハッチバックより全長が100mmほど長くなっています。年式で違うので、中古車は車検証で確認しましょう。

Aクラスにクーペやワゴンはありますか?

Aクラスの名前で出ているのはハッチバックとセダンだけです。4ドアクーペならCLA、ワゴンならCLAシューティングブレーク、SUVならGLAやGLBが近い兄弟車です。

Final Editionの価格はいくらでしたか?

2025年5月29日の公式リリースで、A 180 Sedan Final Editionが5,250,000円、A 200 d Sedan Final Editionが5,980,000円です。

ハッチバックのAクラスもなくなりますか?

日本での販売終了は発表されていません。本国では2028年まで生産を続けると報じられています。

まとめ

この記事の要点
  • Aクラス セダンの新車は現在買えない(2025年5月のFinal Editionが最終モデル)
  • Final Editionは A 180 が5,250,000円、A 200 d が5,980,000円(公式リリース)
  • セダンはハッチバックより全長が100mmほど長く、幅は同じ1,800mm
  • クーペ・ワゴン・SUVはAクラスには無く、CLAやGLA・GLBが近い兄弟車
  • 中古セダンは改良前後・グレード・運転支援の名前・保証の残りで選ぶ
ベンツAクラス買いたいドットコム

ベンツAクラス買いたいドットコム 編集部

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