ベンツAクラスで後悔する人の共通点|弱点とデメリット

ショールームに展示されたコンパクトなハッチバックと見積書

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Aクラスが気になっているけれど、ネットで「後悔」という言葉を見かけて手が止まっていませんか。

結論から言うと、後悔する人の多くは車の出来そのものより「思っていた使い方とのズレ」でつまずいています。乗り心地の硬さ、後席と荷室の広さ、そして価格と維持費の3つが特に多い話です。

この記事では、Aクラスの弱点を数字と一緒に並べて、買う前に何を確かめればズレを防げるかをお伝えします。

目次

ベンツAクラスで後悔しやすいのはどんな時?

先に結論

後悔の話は大きく「乗り味」「広さ」「お金」の3つに分かれます。どれも試乗と見積もりで、買う前にかなりの部分を確かめられます。

『ベンツなのに後悔する人がいるの?』と不思議に感じる方も多いはずです。

ただ、Aクラスはメルセデス・ベンツの中で一番小さなハッチバックです。大きなベンツのイメージのまま買うと、思っていた姿と違って見えることがあるんです。

よく挙がる後悔の中身を、先に一覧にしておきますね。

後悔の種類よく挙がる中身買う前に確かめる方法
乗り味段差で硬く感じる、低速でギクシャクする普段走る道で試乗する
広さ後席が狭い、荷物が思ったほど載らない家族を乗せ、荷物を持って座ってみる
お金総額が想像より高い、ハイオクで燃料代がかさむ乗り出しの見積もりと年間の維持費を出す
イメージ「Aクラスは安いベンツ」と言われるのが気になる自分が何を重視して選ぶのかを決めておく

みんカラのようなオーナーの投稿サイトを見ても、同じ車への評価が人によって真逆なことがよくあります。

それは、乗り方と期待が人によって違うからです。だからこそ、自分の使い方に照らして弱点を見ていくのが近道なんです。

評判全体を広く見たい方は、ベンツAクラスの口コミ・評判まとめもあわせて読んでみてください。

乗り心地が硬い、低速がぎこちないという弱点

Aクラスの欠点としてよく挙がるのが、乗り心地の硬さです。

現行のA 180 Urban StarsとA 200 d Urban Starsは、2026年9月29日時点の公式資料(MP202701)で、18インチのAMGアルミとローワードコンフォートサスペンションが標準になっています。

モデル(MP202701)タイヤサイズ足回り
A 180 Urban Stars225/45R18ローワードコンフォートサスペンション
A 200 d Urban Stars225/45R18ローワードコンフォートサスペンション
Mercedes-AMG A 35 4MATIC235/35R19AMGサスペンション
Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+245/35R19AMGサスペンション

タイヤの厚みが薄くなるほど、路面の段差を拾いやすくなります。

『ベンツならふんわり柔らかいはず』と期待していると、ここでギャップを感じやすいんですね。

一方で、しっかりした足は高速道路やカーブで安定する良さでもあります。硬いと感じるか、引き締まっていると感じるかは、乗る人の好みで分かれます。

低速のギクシャク感はA 180で話題になりやすい

A 180は、7速のデュアルクラッチ(7G-DCT)という変速機を使っています。

W177では、渋滞のようなノロノロ運転で、低速のギクシャク感が話題になることがあります。どの個体にも起きるわけではありませんが、気になる方は多いですよね。

A 200 dは8速のATなので、同じAクラスでも動き方の印象が少し違います。

例えば、毎朝の通勤で渋滞に入ることが多い方なら、この低速の動きを毎日味わうことになりますよね。たまに高速を走るだけの方とは、気になり方がまるで違うんです。

試乗が短いと見落としやすい

販売店の周りを数分走るだけだと、段差の多い道や渋滞の動きは分かりにくいです。可能なら、自宅の近くや通勤路に近い道を走らせてもらうと、買った後のズレを減らせます。

乗り心地の詳しい話は、Aクラスの乗り心地と静かさでまとめています。

操作に慣れるまで戸惑うこともある

乗り味とは別に、操作の慣れで戸惑ったという話もよく見かけます。

Aクラスは、10.25インチのメディアディスプレイとデジタルコックピットディスプレイが並ぶ横長の画面が標準です(MP202701)。タッチ、ステアリングのスイッチ、音声操作のMBUXと、操作の方法がいくつもあるんですね。

『国産車みたいに、物理ボタンで直感的に操作したい』という方は、最初の数週間は少しもどかしく感じるかもしれません。

ただ、よく使う機能は音声やお気に入り登録でまとめられます。試乗の時に、エアコンの温度変更やナビの目的地設定を自分で一度やってみると、合う合わないがすぐ分かります。

「試乗中に、ナビの目的地を自分で入れてみてもいいですか?」

こう聞いてみるだけで、買った後の戸惑いはかなり減らせます。操作の詳しい話はAクラスのMBUX・ナビの使い方で見られます。

ディーゼルのA 200 dはAdBlueの補充がある

A 200 dを選んだ人が意外に感じやすいのが、AdBlue(尿素水)の補充です。

AdBlueはディーゼルの排ガスをきれいにするための液体で、燃料とは別に補充が必要になります。メーターに残量の警告が出るので、慌てて補充したという話もあるんです。

点検の時に販売店で補充してもらう方法もあるので、手間に感じるかどうかは使い方次第です。ディーゼルの細かな話はA 200 dのディーゼルは買い?でまとめています。

後席と荷室の広さで後悔するケース

次に多いのが、広さの話です。

Aクラスは全長4,440mm(A 180・A 200 d、MP202701)のコンパクトなハッチバックです。前席は十分ゆとりがありますが、後席と荷室は「コンパクトカーの広さ」と考えておくのが自然です。

項目(MP202701)A 180A 200 d
全長4,440mm4,440mm
全幅1,800mm1,800mm
全高1,420mm1,420mm
ホイールベース2,730mm2,730mm
荷室容量(VDA)350〜1,190L345〜1,185L
乗車定員5名5名

全高が1,420mmと低いので、後席は乗り降りの時に頭をかがめる形になります。

『子どもが大きくなったら狭いかも』という不安は、実際に家族を乗せてみるのが一番分かりやすいです。

荷物とチャイルドシートの相性

荷室は後席を使った状態で350L(A 180)です。

日常の買い物には十分ですが、ベビーカーと週末の荷物を同時に積むと、組み合わせ次第で入りきらないことも。

例えば、販売店でこんな頼み方をしてみてください。

「いつも使っているベビーカーを持ってきたので、荷室に入るか試してもいいですか?」

「チャイルドシートを付けた時、前席をどこまで下げられるか見たいです」

実物で確かめておくと、後から「入らなかった」という後悔は防ぎやすくなります。具体的な積み方はAクラスの荷室の広さ、後席の座り心地はAクラスの後部座席の広さで詳しく見られます。

全幅1,800mmは駐車場で効いてくる

全幅は1,800mmで、ドアミラーを含めると1,990mm(公式寸法図・A 200 d)あります。

『コンパクトだから狭い駐車場でも平気』と思って買うと、機械式駐車場の幅制限に引っかかることがあるんです。

最小回転半径は5.0m(A 180・A 200 d)なので、取り回しは悪くありません。ただ、自宅や職場の駐車場の制限は、契約前に数字で確かめておきましょう。

価格と維持費で後悔するケース

お金の話も、後悔の大きな原因です。

まず、Aクラスの新車価格は2018年の登場時から大きく上がっています。2026年9月29日時点の公式プライスリスト(MP202701、メーカー希望小売価格・消費税込)はこうなっています。

モデル価格自動車税(年額)使用燃料
A 180 Urban Stars5,250,000円30,500円ハイオク
A 200 d Urban Stars5,980,000円36,000円軽油
Mercedes-AMG A 35 4MATIC7,940,000円36,000円ハイオク
Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+9,690,000円36,000円ハイオク

2018年の発表時、A 180は3,220,000円でした。

『Aクラスなら300万円台で買える』というイメージのまま見積もりを見ると、金額の差に驚くかもしれません。いまのUrban Starsは、以前は有償だったAMGラインパッケージなどが標準になった分、装備も価格も上がっています。

オプションと諸費用で総額はさらに上がる

車両価格には、オプションや登録の諸費用、保険料は入っていません。

例えばA 180でナビゲーションパッケージ(376,000円)と有償メタリック(116,000円)を選ぶと、それだけで約49万円が加わります。

A 180はAR表示のナビや自動再発進機能がオプションで、A 200 dは標準です。装備をそろえるなら、A 180とA 200 dの価格差は思ったより縮まることもあります。

燃料代と税金も毎年かかる

A 180とAMGの2モデルはハイオク指定です。

WLTCモード燃費はA 180で16.9km/L、A 200 dで19.2km/L(MP202701・国土交通省審査値)です。A 200 dは軽油なので、走る距離が多い人ほど燃料代の差が開きやすくなります。

ただし、A 200 dは車両価格が73万円高い分、燃料代で取り返すには走る距離が必要です。どちらが合うかは、年間の走行距離で考えてみてください。

近場の買い物が中心で年に数千kmしか走らないなら、価格差を燃料代で埋めるのは難しいですよね。逆に、長距離の帰省や通勤で距離を重ねる方には、燃費の良さが効いてきます!

新車保証のあとの費用も考えておく

新車にはメルセデス・ケア(3年・走行距離無制限)が付きます。4年目以降は有償の保証プラス(A 180で99,000円)やメンテナンスプラス(A 180で154,000円)を付けるかどうかで、出費の形が変わります。

年間の維持費の内訳はAクラスの維持費は年間いくら?で、値引きや交渉の進め方はAクラスの値引き相場と限界額で見られます。

「Aクラスは安いベンツ」と言われるのが気になる人

『ベンツに乗っているのに、Aクラスだと思われるのが気になる…』という声もあります。

Aクラスはメルセデス・ベンツの入口になるモデルなので、そう言われやすい立ち位置なのは確かです。

ただ、いまの新車価格は525万円からで、国産の上級車と並ぶ価格帯です。周りの見方より、自分がこの車の何を気に入っているかで選んだ方が、後悔は少なくなります。

実は、Aクラスを選ぶ人の理由で多いのは「この大きさでベンツの内装と安全装備が手に入る」という点です。街中で取り回しやすいサイズを、あえて選んでいる人も少なくありません。

人の目を基準にすると、どの車を選んでもどこかで比べられてしまいます。自分の生活に合っているかを軸にしておくと、気持ちが揺れにくいですよ。

見られ方が気になる人が考えておきたいこと
  • Aクラスを選ぶ理由が「ベンツだから」だけになっていないか
  • サイズ、内装、運転のしやすさなど、自分が気に入った点を言えるか
  • 周りの車好きの意見より、毎日の使い勝手を優先できるか

言われやすい理由や、実際にどんな人が乗っているかはベンツAクラスに乗ってる人のイメージでまとめています。

後悔しやすい人と満足しやすい人の違い

ここまでの弱点を、どんな人がつまずきやすいかでまとめてみます。

同じ弱点でも、使い方によっては気にならないこともあるんです。

後悔しやすい人満足しやすい人
ふんわりした乗り心地を期待している引き締まった走りが好き
後席に大人を乗せることが多い1〜2人で乗ることが多い
荷物をたくさん積む趣味がある日常の買い物と通勤が中心
総額を車両価格だけで考えている諸費用と維持費まで含めて予算を組める
大きなベンツと同じ感覚を求めているコンパクトな輸入車として選んでいる

左側に当てはまる項目が多い方は、Bクラスやほかの車と比べてみるのも1つの手です。

例えば、後席や荷室をもっと使いたいなら、同じ前輪駆動の兄弟車であるBクラスが候補に入ります。違いはAクラスとBクラスの違いで比べています。

逆に右側が多い方にとっては、Aクラスはサイズと質感のバランスがいい車です!

中古で買う時の後悔はまた別

中古車で買う場合は、ここまでの弱点に加えて「個体の状態」という話が加わります。

整備の記録が無い車や、保証の付かない車を安さだけで選ぶと、修理費で後悔することも。

特に、年式によって寸法や装備、安全装備の名前まで違うのがAクラスの難しいところです。2024年3月頃までは「レーダーセーフティパッケージ」、それ以降は「ドライビングアシスタンスパッケージ」と呼ばれています。

『同じAクラスだから中身も同じだろう』と思い込まず、その車の年式で何が付いているかを確かめておきましょう。中古の選び方はAクラスの中古車の選び方で詳しく見ています。

買う前にやっておきたい確かめ方

最後に、後悔を減らすための手順を並べておきます。

どれも難しいことではありません。販売店に行く前に、このリストを手元に置いておくと話が早く進みます。

後悔しないための5ステップ
  1. 年間の走行距離と、後席に人を乗せる回数を書き出す
  2. A 180とA 200 dの両方を、普段走る道に近いルートで試乗する
  3. 家族を後席に座らせ、ベビーカーや荷物を実際に積んでみる
  4. 自宅と職場の駐車場の全幅・全高の制限を数字で確かめる
  5. オプションと諸費用を含めた乗り出しの見積もりを取り、年間の維持費も出す

特に大事なのは、2番目の試乗です。

『試乗を何度も頼むのは悪いかな』と遠慮する方もいますよね。ただ、500万円を超える買い物なので、納得いくまで乗ってみるのはごく普通のことです。

見積もりの段階で総額が予算を超えたら、オプションを外すか、グレードを見直すかを考えましょう。乗り出しの総額はAクラスの乗り出し価格で目安を見られます。

ベンツAクラスで後悔しやすいポイントを乗り味・広さ・お金に分けた図解
後悔しやすい人と満足しやすい人の違いを比べた図解

よくある質問

ベンツAクラスの一番の欠点は何ですか?

よく挙がるのは、18インチタイヤによる乗り心地の硬さと、後席・荷室の広さです。どちらも人によって感じ方が違うので、試乗と実物での確認がおすすめです。

Aクラスの後席は大人が座れますか?

座れますが、全高1,420mmの低いハッチバックなので、頭上や乗り降りにゆとりはあまりありません。後席に大人を乗せる機会が多い方は、実際に座って確かめてみてください。

A 180とA 200 dのどちらが後悔しにくいですか?

走る距離が多い方は燃費の良いA 200 d、近場中心で車両価格を抑えたい方はA 180が合いやすいです。A 200 dはAdBlueの補充があるので、その手間も含めて考えてみてください。

Aクラスは維持費が高いですか?

自動車税はA 180で年30,500円と国産の同じ排気量と同じ区分です。ただ、ハイオク指定や輸入車の部品代、新車保証が終わった後の整備費は見ておく必要があります。

後悔したら早めに売った方がいいですか?

売る時の値段は年式・走行距離・時期で変わるので一概には言えません。まずは今いくらになるかを調べてから、乗り続けるか手放すかを決めると判断しやすいです。

まとめ

この記事の要点
  • Aクラスの後悔は「乗り味」「広さ」「お金」の3つが中心
  • A 180とA 200 dは18インチ標準で、段差で硬く感じることがある
  • 全長4,440mm・荷室350L(A 180)で、後席と荷室はコンパクトカーの広さ
  • 新車価格は525万円から(MP202701)。オプションと諸費用で総額はさらに上がる
  • 試乗、家族と荷物での確認、駐車場の寸法、乗り出しの見積もりでズレを防げる
ベンツAクラス買いたいドットコム

ベンツAクラス買いたいドットコム 編集部

ベンツAクラスの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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