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Aクラスの中でも、AMG A 35は『AMGに手が届くかも』と思わせてくれる1台ですよね。ただ、上にはA 45 Sもあって、どちらにするかで迷う方も多いはずです。
結論から言うと、毎日の足に使いながら速さも楽しみたいならA 35、サーキット走行まで考えるならA 45 Sです。価格差は175万円あり、維持費の差は思ったほど大きくありません。
この記事では、2台の性能・価格・維持費を公式値で並べ、中古で探す時の注意点まで見ていきます。
AMG A35とA45 Sはどんなモデル?
どちらも、現行Aクラス(W177)をベースにメルセデスAMGが仕立てたモデルです。正式名は「Mercedes-AMG A 35 4MATIC」と「Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+」になります。
価格はA 35が794万円、A 45 Sが969万円(2026年9月29日時点の公式プライスリスト・MP202701、消費税込)。どちらも2.0Lターボの4輪駆動で、出力はA 35が306PS、A 45 Sが421PSです。
| 項目(MP202701) | AMG A 35 4MATIC | AMG A 45 S 4MATIC+ |
|---|---|---|
| 車両型式 | 4AA-177051M | 4BA-177054M |
| エンジン | M260 直列4気筒ターボ+電動機 | M139 直列4気筒ターボ |
| 総排気量 | 1,991cc | 1,991cc |
| 最高出力 | 306PS(225kW)/6,100rpm | 421PS(310kW)/6,750rpm |
| 最大トルク | 400N・m/2,500〜4,000rpm | 500N・m/5,000〜5,250rpm |
| トランスミッション | 8速(AMGスピードシフト8速DCT) | 8速 |
| 駆動 | 4MATIC(4WD) | 4MATIC+(4WD) |
| 燃料 | ハイオク | ハイオク |
A 35は2,500回転から太いトルクが出るので、街中でも扱いやすいんです。A 45 Sは高い回転まで回して楽しむ味付けになっています。
A 35には、A 180と同じ値の電動機(定格8kW)が組み合わされています。2023年4月の改良で48Vの電気システムとスタータージェネレーターが入ったと報じられています(Car Watch)。
ちなみに、0-100km/h加速や最高速度は年式で公式値が違うので、検討中の年式のカタログで確かめてみてください。
A35とA45 Sは何が違う?価格差175万円の中身
『175万円の差って、何にお金を払うの?』と思いますよね。エンジン以外にも、標準装備に差があります。
| 標準装備の違い | AMG A 35 4MATIC | AMG A 45 S 4MATIC+ |
|---|---|---|
| ホイール・タイヤ | 19インチ(235/35R19) | 19インチ(245/35R19) |
| 足まわり | AMGサスペンション、AMG DYNAMIC SELECT | AMGドライバーズパッケージ(速度リミッター270km/h) |
| ブレーキ・走行記録 | 標準設定なし | AMGレッドブレーキ・キャリパー、AMGトラックペース |
| シート | レザーARTICO/MICROCUT | 本革シート |
| オーディオ | 標準設定なし | Burmesterサラウンドサウンドシステム |
| メタリック塗装 | 116,000円の有償 | 無償 |
A 45 Sには、サーキットでの走りを記録するAMGトラックペースが付いています。走りの道具としての中身が、一段上なんです。
サイズと重さの違い
寸法は公式のMP202701 Data Informationの値です。
| 項目 | AMG A 35 | AMG A 45 S | 参考:A 180 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,445mm | 4,455mm | 4,440mm |
| 全幅 | 1,800mm | 1,850mm | 1,800mm |
| 全高 | 1,410mm | 1,410mm | 1,420mm |
| 最低地上高 | 105mm | 115mm | 110mm |
| 最小回転半径 | 5.4m | 5.4m | 5.0m |
| 車両重量 | 1,580kg | 1,630kg | 1,420kg |
| 荷室容量 | 370〜1,210L | 370〜1,210L | 350〜1,190L |
A 45 Sは全幅が1,850mmと、A 35より50mm広くなります。最小回転半径はどちらも5.4mで、A 180の5.0mより小回りは利きにくいです。
A 35の最低地上高は105mm。車止めや段差でフロントを擦らないか、自宅の駐車場で確かめておきたいところです。

A35とA45 Sの維持費はどれくらい違う?
ここが一番気になるところですよね。まずは税と燃費を並べます。
| 項目 | AMG A 35 | AMG A 45 S | 参考:A 180 |
|---|---|---|---|
| 自動車税(年) | 36,000円 | 36,000円 | 30,500円 |
| 重量税の区分 | 1.5t超2.0t以下 | 1.5t超2.0t以下 | 1.0t超1.5t以下 |
| WLTC燃費 | 11.5km/L | 11.1km/L | 16.9km/L |
| 燃料タンク | 51L | 51L | 43L |
| タイヤ | 235/35R19 | 245/35R19 | 225/45R18 |
| 保証プラス | 132,000円 | 132,000円 | 99,000円 |
| メンテナンスプラス | 154,000円 | 198,000円 | 154,000円 |
自動車税と重量税の区分は2台で同じです。燃費の差も小さく、仮にハイオク185円で年1万km走ると、A 35は約16.1万円、A 45 Sは約16.7万円になります。
差が出やすいのは、タイヤやブレーキなどの消耗品です。19インチの低いタイヤは、18インチより交換費用が高くなりがち。走り方しだいで減りも早くなります。
燃料代のハイオク185円は計算のための仮の単価です。お住まいの地域の値段に置き換えてみてください。
A 180と比べると、燃料代だけで年5万円前後の差が出る計算です。維持費の全体像はAクラスの維持費の記事で計算しています。
A35・A45 Sのオプションはいくら?
新車で買う場合、AMGならではのオプションも気になりますよね。MP202701 Data Informationの価格(税込)を並べます。
| オプション | AMG A 35 | AMG A 45 S |
|---|---|---|
| アドバンスドパッケージ | 662,000円(本革シート含む) | 482,000円 |
| AMGパフォーマンスパッケージ | 607,000円 | 687,000円 |
| パノラミックスライディングルーフ単独 | 209,000円 | 209,000円 |
| 有償メタリック | 116,000円 | 無償 |
AMGパフォーマンスパッケージは、どちらもアドバンスドパッケージとの同時選択が必要です。A 35で両方を付けると、オプションだけで126万9,000円になります。
『それならA 45 Sのほうが割安?』と感じる方もいるかもしれません。
A 35にフルでオプションを付けると、本体と合わせて約921万円。A 45 Sの本体969万円との差は、50万円を切ります。
乗り心地はどう?
A 35はAMGサスペンションと19インチタイヤなので、普通のAクラスより路面の凹凸を伝えやすいです。AMG DYNAMIC SELECTで走行モードを切り替えると、乗り味も変わります。
毎日乗るなら、試乗で荒れた道や段差を一度は走ってみてください。家族を乗せる機会が多い方は、後ろの席にも座ってもらうと安心です。
A35のセダンやEdition 1は新車で買える?
『A 35のセダンが欲しい』という方、実は少なくありません。ただ、Aクラス セダンの新車は現在ありません。
AMG A 35 4MATIC セダンは2019年10月に発表され、2023年4月の改良時は761万円でした(Car Watch)。いまのプライスリストには載っていないので、探すなら中古車です。
Edition 1も過去の限定車です。発表時の価格は、A 35 Edition 1が743万円、A 45 S Edition 1が919万円と報じられています。
| モデル | 時期 | 当時の価格 |
|---|---|---|
| AMG A 35 4MATIC | 2019年8月発表 | 628万円 |
| AMG A 35 4MATIC Edition 1 | 2019年 | 743万円 |
| AMG A 45 S 4MATIC+ | 2019年10月導入発表 | 790万円 |
| AMG A 45 S 4MATIC+ Edition 1 | 2019年 | 919万円 |
| AMG A 35 4MATIC(改良) | 2023年4月 | 754万円 |
| AMG A 45 S 4MATIC+(改良) | 2023年4月 | 922万円 |
2019年の価格はメディアの報道、2023年は Car Watch の記事の値です。いまの価格と混ぜないようにしてみてください。
ちなみにA 35とA 45 S以外のAクラスには、4輪駆動の設定がありません。雪道が多い地域なら、ここも選ぶ理由になります。詳しくは駆動方式の記事で見られます。
中古でA35やA45 Sを買う時の注意点は?
AMGは走りを楽しむ方が乗ることが多い車です。だからこそ、中古では前のオーナーの乗り方を見ておきたいんです。
- 点検記録簿でオイル交換などの整備履歴を確かめる
- タイヤとブレーキの残りを確かめる
- 社外の車高調やマフラーなど改造の有無を確かめる
- 2023年4月の改良前か後かを年式で確かめる
- 警告灯やMBUXの不具合が出ていないか確かめる
車高調などで車高を下げた個体は、乗り心地や車検で困ることがあります。純正部品が残っているかも聞いてみてください。
「壊れやすいって本当ですか?」
「AMGだから特に壊れやすい、という話ではないですね。整備の履歴しだいです」
こんな答えになることが多いはずです。ただ、故障した時の部品代は普通のAクラスより高くなりがちです。
メルセデス・ケアは新車から3年・走行距離無制限です。延長の保証プラスは新車登録から3か月以内に入る必要があるので、中古で後から付けることはできません。保証が残っているか、販売店に聞いてみてください。
保証付きで探すなら、認定中古車の記事も参考になります。
ベンツAクラス買いたいドットコム
ベンツAクラスの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ベンツAクラスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

買取相場や売る時の考え方
AMGモデルは、普通のAクラスより台数が少ない分、状態の良い個体は評価されやすいと言われます。ただ、相場は年式・走行距離・改造の有無・時期で大きく変わります。
社外パーツで手を入れた車は、好みが分かれるため評価が下がることも。純正部品を保管しておくと、売る時に戻せて安心です。
売る時の目安はAクラスの買取相場の記事で、年式ごとに見られます。
A35とA45 S、どちらを選ぶ?
最後に、選び方を短くまとめておきます。
| こんな方は | おすすめ |
|---|---|
| 通勤や買い物にも毎日使いたい | AMG A 35 |
| 価格を800万円前後に抑えたい | AMG A 35 |
| サーキット走行も楽しみたい | AMG A 45 S |
| メタリック色や本革シートを最初から付けたい | AMG A 45 S |
普通のAクラスとAMGの間で迷っている方は、AMGラインの記事で見た目重視の選び方も比べてみてください。全グレードの並びはAクラスのグレード一覧、新車の値引きはAクラスの値引き相場の記事にあります。
よくある質問
AMG A35の新車価格はいくら?
Mercedes-AMG A 35 4MATICは794万円です(2026年9月29日時点の公式プライスリスト・MP202701、消費税込)。A 45 S 4MATIC+は969万円です。
A35の燃費は?
WLTCモードで11.5km/Lです。市街地8.1km/L、郊外11.9km/L、高速道路13.8km/Lとなっています。
A35の車重は?
1,580kgです。パノラミックスライディングルーフかアドバンスドパッケージを付けると1,610kgになります。
A35はAWD(4輪駆動)?
はい。A 35は4MATIC、A 45 Sは4MATIC+という4輪駆動です。A 180とA 200 dは前輪駆動です。
A35のセダンは新車で買える?
現在、Aクラス セダンの新車はありません。AMG A 35 4MATIC セダンは中古車で探すことになります。
まとめ
- A 35は794万円・306PS、A 45 Sは969万円・421PSで、どちらも4輪駆動
- 自動車税は2台とも年36,000円で、燃費の差も小さい
- A 45 Sは全幅1,850mmで、トラックペースや本革シートが標準
- セダンとEdition 1は新車では買えず、中古車で探す
- 中古は整備履歴と改造の有無、保証の残りを確かめる





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