ベンツAクラスの警告灯・警告音の意味と対処|色で分かる緊急度

ハッチバックの液晶メーターに黄色の警告マークが点いている運転席からの眺め

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走っている途中でメーターに見慣れないマークが出て、ピーッと音まで鳴ると、焦ってしまいますよね。

結論から言うと、まず見るのは「色」です。赤は安全な場所に止めて確かめる、黄色やオレンジは早めに点検へ、緑や青は作動中のお知らせ、という順番で考えると落ち着いて動けます。

この記事を読むと、Aクラスでよく出る警告灯と警告音の意味と、その場でやることが分かります。

目次

まず色で判断|赤・黄・緑で緊急度が違う

先に結論

赤い表示は「すぐ止まって確かめる」、黄色やオレンジは「走れるけれど早めに点検」、緑や青は「機能が働いています」の合図です。迷ったら、安全な場所に止めてから取扱説明書かメーターのメッセージを読みましょう。

Aクラスのメーターは液晶のデジタルコックピットディスプレイです。現行のA 180 Urban Starsでも全車に標準で付いています(公式MP202701)。

マークだけでなく、文字のメッセージが一緒に出るのが特徴なんです。『マークの意味が分からない…』という時も、まずは表示された文を落ち着いて読んでみてください。

警告灯の色ごとの緊急度とその場でやることをまとめた図解
色意味の目安その場でやること例
赤重大な異常・すぐ対応安全な場所に止めてエンジンを切るブレーキ、冷却水温、油圧、充電
黄・オレンジ異常の可能性・早めに点検走れる範囲で販売店や整備工場へエンジン警告灯、タイヤ空気圧、ABS
緑・青作動中のお知らせ対応は不要ウインカー、ハイビーム、ライト点灯
白・グレー情報・案内内容を読んで判断メンテナンスA・B、外気温

ここで大事なのは、赤い表示を「あとで見ればいいや」と流さないことです。

ブレーキや冷却水の異常は、そのまま走り続けると、修理の範囲が広がってしまうこともあります。費用の目安はAクラスの修理費の目安でまとめています。

警告音が鳴る時の考え方

警告音が鳴るのは、ドライバーに今すぐ気づいてほしい時です。

例えば、シートベルトを締めずに走り出した時や、ドアが半ドアの時にも鳴ります。こうした「うっかり系」の音は、原因を直せば止まります。

一方で、赤い表示と一緒に鳴り続ける時は要注意です。音が止まらない時は、無理に走らず止まって確かめてみてください。

止まる場所と止まったあとにやること

高速道路で赤い表示が出たら、路肩より先にサービスエリアやパーキングエリアを目指せるか考えます。走るのが危ないと感じたら、ハザードを点けて路肩に寄せましょう。

止まったら、まずはハザードと発炎筒や停止表示板で後ろの車に知らせます。そのうえで、車の外の安全な場所に移ってから連絡するのが基本です。

新車から3年間は、メルセデス・ケアの24時間ツーリングサポートが使えます(公式)。連絡先は車検証入れや取扱説明書に入っていることが多いので、一度見ておくと安心ですよ。

エンジン警告灯が点いた時の対処

エンジン警告灯は、エンジンの形をした黄色やオレンジのマークです。「ベンツ A180 エンジン警告灯」と調べる方が多いのは、点灯してもいつも通り走れてしまうからなんですよね。

『普通に走れるし、放っておいても大丈夫?』と思うかもしれません。

ただ、エンジン警告灯は、排気ガスの浄化やセンサーの異常など、いろいろな原因で点きます。走れるうちに点検を受けておくのが安心です。

エンジン警告灯が点いた時に点灯か点滅かで動きを分ける流れの図解
エンジン警告灯が点いた時の流れ
  1. 点灯したら、加速や振動、異音に変化がないかを確かめる
  2. 点滅している時や、明らかに力が出ない時は安全な場所に止める
  3. 給油した直後なら、給油口のキャップがきちんと閉まっているかを確かめる
  4. メーターに出たメッセージを写真に撮っておく
  5. 正規販売店か整備工場に連絡し、診断機で原因を読んでもらう

点灯と点滅は意味が違う

一般に、点灯は「異常を記録したので点検してほしい」、点滅は「今まさに強い不調が起きている」という意味で使われることが多いです。

点滅している時は、エンジンに負担をかけないようにスピードを落とし、早めに止まりましょう。

診断機で原因を読む

今の車は、警告灯が点いた理由をコンピューターに記録しています。

正規販売店や輸入車に慣れた整備工場では、専用の診断機をつないで、その記録を読み出してくれます。原因が分かれば、部品交換が要るのか、一時的なものなのかが分かります。

市販の安い読み取り機で警告灯だけを消す方法もありますが、原因が残ったままだと、またすぐに点きます。消すことより、なぜ点いたかを知ることのほうが大事なんです。

例えばこんなやりとりになることが多いです。

「エンジンの警告灯が点いたんですが、走っても大丈夫ですか?」

「メッセージの写真はありますか?まず診断機で記録を見てみましょう」

新車から3年間は、メルセデス・ケアで一般保証修理が無償です(公式・走行距離無制限)。保証期間の中なら、自分で判断せずに販売店へ相談するのが一番の近道です。

よく出る警告灯の一覧と意味

Aクラスでよく見かける警告灯を、色ごとにまとめてみます。

表示色考えられること対処の目安
ブレーキ(丸に!)赤パーキングブレーキの作動中、ブレーキ液の不足など解除しても消えなければ止まって点検
冷却水温(温度計)赤冷却水の温度が高い、水量が少ない止まってエンジンを冷ます
充電(バッテリー)赤発電や充電の異常電装品を減らし早めに点検
エンジン黄センサーや排気系の異常走れる範囲で点検へ
タイヤ空気圧黄空気圧の低下、パンク空気圧を確かめる
ESP・ABS黄横滑り防止やABSの異常ブレーキの効き方に注意して点検へ
AdBlue黄A 200 dの尿素水の残量が少ない早めに補充する

冷却水の警告は、Aクラスで相談の多い表示の一つです。詳しくは「冷却水を点検してください」の対処で見ています。

よくある失敗

赤い冷却水の警告が出たのに、すぐにボンネットを開けてラジエーターのキャップを外してしまう。熱い冷却水が吹き出すことがあるので、エンジンが冷めるまで触らないようにしましょう。

A 200 dだけのAdBlue表示

A 200 d Urban Starsは、軽油で走るディーゼル車です(公式MP202701・1,949cc)。排気ガスをきれいにするために、AdBlue(アドブルー)という尿素水を使います。

AdBlueの残りが少なくなると、メーターに案内が出ます。残りがゼロになると、エンジンの再始動ができなくなる仕組みになっている車が一般的です。

『そんなの知らなかった…』という方もいるはずです。案内が出たら、ガソリンスタンドや販売店で早めに補充しておきましょう。

AdBlueは軽油とは別の補充口から入れます。軽油の給油口に入れてしまうと大きな修理になることがあるので、補充口の場所は取扱説明書で先に確かめておくと安心です。

ESP・ABSの警告

ESPは横滑りを防ぐ仕組み、ABSは急ブレーキの時にタイヤがロックしないようにする仕組みです。

この警告が点いても、ふつうのブレーキは効くことが多いです。ただ、雨の日や雪道で助けてくれる機能が働かない状態なので、スピードを控えめにして点検を受けましょう。

タイヤの空気圧が左右で大きく違う時に、関連する警告が出ることもあります。まずは空気圧を見てみるのも一つの手です。

タイヤ空気圧の警告

A 180とA 200 dには、タイヤ空気圧警告システムが全車に標準で付いています。AMGはタイヤ空気圧モニタリングシステムです(公式MP202701)。

寒い朝は空気圧が下がりやすく、警告が出やすくなります。空気を入れたあとは、MBUXの画面で空気圧の再始動(リセット)をしておくと、正しく見張ってくれます。

A 180とA 200 dのタイヤは前後とも225/45R18です(公式MP202701)。扁平なタイヤは空気が減っても見た目で分かりにくいので、警告が出たら目で見て判断せず、ゲージで測ってみてください。

空気を入れても同じタイヤだけ何度も減る時は、釘などが刺さっている可能性があります。タイヤの交換費用はタイヤサイズと交換費用で見ています。

テールランプ・フォグランプの球切れ表示

「ベンツ A180 テールランプ」と調べる方は、メーターに「テールランプ 点検」のような表示が出た方が多いはずです。

Aクラスは、ランプが点かなくなると、メーターに案内を出してくれます。自分では後ろのランプが見えないので、この表示はありがたいんです。

表示が出たら確かめること
  • 車の後ろに回って、どのランプが点いていないかを見る
  • ブレーキランプは、家族に踏んでもらうか、壁に映る光で確かめる
  • 一度エンジンを切り、かけ直しても表示が出るかを見る
  • 表示とランプの状態をスマホで撮っておく

LEDのランプは「球」だけを替えにくい

現行のAクラスは、前のライトがマルチビームLEDヘッドライトです(公式MP202701・全車標準)。後ろのテールランプもLEDの年式が多くあります。

LEDのランプは、電球だけを取り替える作りになっていないことが多いんです。そのためテールランプが点かない時は、ランプのユニットごと交換になることがあります。

実は、ユニット交換は部品代が高くなりがちです。費用は年式や左右で変わるので、販売店で見積もりを取って確かめてみてください。

フォグランプの表示

フォグランプは、霧の時に使うランプです。年式やグレードで付いている場所や数が違います。

後ろのフォグランプ(リアフォグ)を点けたまま走ると、後ろの車にはまぶしく見えます。メーターに点灯中のマークが出ていないか、時々見ておきましょう。

ランプの交換や設定についてはライト・ランプ類の交換と設定で詳しく見ています。

AMG A 35の排気音・エンジン音が変わった時

「a35 amg 排気音」「エンジン音」で調べる方もいますよね。AMG A 35 4MATICは306PSの2.0Lターボで、走行モードで音の大きさが変わる車です(公式MP202701)。

まず知っておきたいのは、AMG DYNAMIC SELECTのモードを切り替えると、音が大きくなったり静かになったりすることです。これは故障ではありません。

『急に音が大きくなった気がする…』という時は、まずモードを確かめてみてください。

音の変化考えられることやること
モード切替で音が大きくなる走行モードによる正常な変化モード表示を確かめる
どのモードでもバリバリ音が続く排気系の部品の緩みや損傷の可能性下回りを見てもらう
警告灯と一緒に音が変わったエンジンや排気系の異常の可能性早めに診断機で点検
金属がこすれるような音遮熱板の緩みなど走行を控えて点検

AMGの音や性能の違いはメルセデスAMG A35・A45の違いでも触れています。

警告灯が出ないまま音だけ変わることもある

排気管の継ぎ目の緩みなどは、警告灯が点かないまま音だけ変わることがあります。

だから、「警告灯が出ていないから大丈夫」とは言い切れないんです。いつもと違う音が続く時は、点検の時に伝えておきましょう。

音を伝える時は、スマホで動画を撮っておくのがおすすめです。「何km/hくらいで」「エンジンが冷えている時だけ」など、出る場面もメモしておくと原因を探しやすくなります。

メンテナンスの案内は警告灯とは違う

メーターに「メンテナンスA」「メンテナンスB」と出ることがあります。これは故障の警告ではなく、点検の時期のお知らせです。

『警告灯と同じくらい急がなきゃいけないの?』と思うかもしれません。

急ぐ必要はありませんが、表示された日数や距離をすぎないうちに予約しておくと安心です。意味とリセットの仕方はメンテナンスA・Bとはで見ています。

補足

メンテナンスの表示を自分で消しても、点検が済んだことにはなりません。保証を受ける時に点検の記録を見られることがあるので、点検は記録が残る形で受けておきましょう。

取扱説明書の探し方

警告灯の意味を一つずつ確かめたい時は、取扱説明書が一番正確です。

Aクラスは、MBUXの画面の中で取扱説明書を開ける年式もあります。見方や、よく使う操作は取扱説明書の見方とよく使う操作でまとめています。

修理費が心配な時の考え方

警告灯が点くと、真っ先に気になるのは修理費ですよね。

新車から3年間は、メルセデス・ケアで一般保証修理が無償です。さらに新車の時に「保証プラス」に入っていれば、一般保証を2年延長できます(公式・A 180とA 200 dは99,000円)。

新車からの年数ごとに警告灯の修理費を誰が負担するかを並べた図解
時期修理費の考え方確かめること
新車から3年メルセデス・ケアで一般保証修理は無償保証の対象になるか販売店に聞く
4・5年目保証プラスに入っていれば延長される契約書で加入を確かめる
それ以降・中古車原則は自分の負担見積もりを複数取る

保証が切れたあとは、警告灯の原因によって費用が大きく変わります。故障しやすい箇所はAクラスの故障しやすい箇所と修理費の目安で全体を見られます。

中古でAクラスを買う時は、試乗の時にメーターの表示をよく見ておきましょう。エンジンをかけた直後は全部のランプが一度点き、数秒で消えるのがふつうです。

点いたままのランプがあれば、その場で理由を聞いてみてください。「納車までに直します」と言われたら、何を直すのかを書面に残してもらうと安心です!

また、これからAクラスを買う方は、保証の延長も含めて総額で比べると後悔しにくいです。購入時の交渉の順番はAクラスの値引き相場と交渉の順番で見ています。

よくある質問

エンジン警告灯が点いたまま走っても大丈夫ですか?

点灯していても走れることは多いですが、原因はさまざまです。点滅している時や力が出ない時は止まりましょう。点灯だけなら、走れる範囲で早めに点検を受けるのが安心です。

警告灯が一度点いて、すぐ消えました。点検は要りますか?

一時的なセンサーの反応のこともありますが、記録は車に残っていることがあります。次の点検の時に「いつ、どんな表示が出たか」を伝えておくと、診断機で確かめてもらえます。

テールランプの表示が出ました。電球を買えば自分で替えられますか?

LEDのテールランプは、電球だけを替える作りになっていないことが多いです。ユニットごとの交換になる場合があるので、まず販売店でどの部品が要るかを確かめてみてください。

A 200 dのAdBlueはどこで補充できますか?

ガソリンスタンドや正規販売店で補充できます。残りがゼロになると再始動できなくなる仕組みが一般的なので、メーターに案内が出たら早めに補充しておきましょう。

警告灯の意味を調べる一番確実な方法は?

年式に合った取扱説明書を見るのが確実です。メーターに出たメッセージを写真に撮っておくと、販売店に相談する時にも話が早くなります。

まとめ

この記事の要点
  • 警告灯はまず色で判断する。赤は止まって確かめる、黄色は早めに点検
  • エンジン警告灯は点滅なら止まる、点灯なら走れる範囲で診断機の点検へ
  • テールランプがLEDの年式は、ユニットごとの交換になることがある
  • A 200 dはAdBlueの残量表示、AMG A 35はモードで音が変わる点に注意
  • 新車から3年間はメルセデス・ケアで一般保証修理が無償
ベンツAクラス買いたいドットコム

ベンツAクラス買いたいドットコム 編集部

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