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自宅の駐車場や、よく使う立体駐車場にベンツAクラスが入るのか。買う前にそこが一番気になる、という方も多いはずです。
結論から言うと、現行のA 180とA 200 dは全長4,440mm・車幅1,800mm・高さ1,420mmです。車幅はコンパクトカーより広めなので、駐車場は幅とミラーを開いた時の幅を先に確かめておくと安心なんです。
この記事では、モデル別・年式別のサイズと、駐車場や運転で気をつけたい数字を表で比べていきます。
ベンツAクラスのサイズはどれくらい?
現行Aクラス(A 180/A 200 d Urban Stars・公式MP202701)は、全長4,440mm・全幅1,800mm・全高1,420mm・ホイールベース2,730mmです。AMG A 45 Sだけは全幅が1,850mmと50mm広くなります。
まずは今売られている4モデルの寸法を並べます。数字はすべてメルセデス・ベンツ公式のData Information(MP202701・2026年6月29日版)の値です。
| 寸法(公式MP202701) | A 180 | A 200 d | AMG A 35 | AMG A 45 S |
|---|---|---|---|---|
| 全長 | 4,440mm | 4,440mm | 4,445mm | 4,455mm |
| 全幅 | 1,800mm | 1,800mm | 1,800mm | 1,850mm |
| 全高 | 1,420mm | 1,420mm | 1,410mm | 1,410mm |
| ホイールベース | 2,730mm | 2,730mm | 2,730mm | 2,730mm |
| トレッド(前/後) | 1,560/1,545mm | 1,560/1,545mm | 1,575/1,570mm | 1,560/1,560mm |
| 最低地上高 | 110mm | 110mm | 105mm | 115mm |
| 最小回転半径 | 5.0m | 5.0m | 5.4m | 5.4m |
| 乗車定員 | 5名 | 5名 | 5名 | 5名 |
最低地上高はメーカーの社内測定値です。A 180とA 200 dは、エンジンが違っても外の寸法はまったく同じなんです。
『A 200 dはディーゼルだから大きいのでは』と思っていた方もいるかもしれません。違いが出るのは重さと荷室の容量で、ボディの大きさは変わりません。

諸元表はどこで見られる?
メルセデス・ベンツの公式サイトには、モデルごとの「Data Information」というPDFがあります。寸法・重さ・燃費・タイヤサイズ・装備の一覧が載っている、いわば諸元表です。
カタログの一覧ページから、Aクラスのハッチバック用を開いてみてください。表紙にある「MP202701」のような記号は、メルセデス・ベンツ日本が使うモデルの識別コードです。
中古車を見る時は、このコードがその車の年式のものかを気にしておくと迷いません。古い年式の車に、今のカタログの数字を当てはめないようにしたいところです。
長さ4,440mmは国産車だとどれくらい?
全長4,440mmは、街でよく見るコンパクトなハッチバックより少し長めの大きさです。一般的な平置きの駐車枠なら、前後に余裕を持って停められるはずです。
例えば、家族で使うミニバンから乗り換えると、長さはかなり短く感じます。反対に、軽自動車から乗り換える場合は1m以上長くなるので、駐車の感覚に慣れるまで少しかかるかもしれません。
車幅1,800mmは大きい?駐車場に入る?
ここが一番大事なところです。Aクラスの横幅で見落としやすいのが、ミラーを開いた時の幅なんです。
公式の寸法図では、ドアミラーを含めた全幅は1,990mmです(A 200 d)。車体の幅1,800mmより190mm広いので、狭い車庫や通路ではこちらの数字で考えておきましょう。
| 幅の数字(公式) | A 180/A 200 d/AMG A 35 | AMG A 45 S |
|---|---|---|
| 車体の全幅 | 1,800mm | 1,850mm |
| ミラーを含む全幅 | 1,990mm(A 200 dの寸法図) | 公式寸法図で確認 |
マンションの機械式駐車場には、幅や高さの上限が決まっています。よく見かけるのは「車幅1,850mm以下」「高さ1,550mm以下」といった条件です。
A 180・A 200 d・AMG A 35なら、車幅1,800mmなので多くの条件に収まります。AMG A 45 Sは1,850mmちょうどなので、上限がその数字の駐車場では余裕がほとんどありません。
- 駐車場の幅・長さ・高さの上限を管理会社に聞く
- 車の重さの上限も聞く(A 180は1,420kg、A 200 dは1,510kg)
- タイヤの幅の上限があるか確認する
- ミラーを開いたまま入れる通路の幅か見る
重さは公式MP202701の標準の値です。パノラミックスライディングルーフかアドバンスドパッケージを付けると、30kg重くなります。
『幅は大丈夫そうだけど、ドアを開けるスペースはどうなの?』と気になる方もいますよね。隣の車との間が狭い駐車場では、乗り降りのしやすさも試しておきたいところです。
車幅1,800mmで狭い道は走れる?
『幅が1,800mmもあると、住宅街の細い道が怖そう』と感じる方もいますよね。
実は、狭い道で気になるのは車体の幅よりミラーの位置です。Aクラスはミラーを含めると1,990mmあるので、すれ違いでは左のミラーと電柱の距離を意識しておくと安心です。
運転席は右側なので、左側の感覚がつかみにくいこともあります。慣れるまでは、すれ違う時に早めに止まって相手に先に行ってもらうのも1つの手です。
狭い車庫や機械式駐車場では、ミラーを畳んでから入れる習慣をつけておきましょう。
重さとタイヤの数字も見ておく
機械式駐車場では、重さとタイヤの幅にも上限があります。Aクラスの数字を並べておきます。
| 項目(公式MP202701) | A 180 | A 200 d | AMG A 35 | AMG A 45 S |
|---|---|---|---|---|
| 車両重量(標準) | 1,420kg | 1,510kg | 1,580kg | 1,630kg |
| 車両重量(ガラスルーフ等装着時) | 1,450kg | 1,540kg | 1,610kg | 1,660kg |
| タイヤサイズ(前後同じ) | 225/45R18 | 225/45R18 | 235/35R19 | 245/35R19 |
タイヤサイズの「225」がタイヤの幅(mm)です。AMG A 45 Sは245mmと太いので、駐車場の条件に幅の上限がある時は気をつけておきましょう。
年式によってサイズは違う?
中古車を見ている方は、ここも気になりますよね。結論から言うと、同じ4代目(W177)でも年式で全長と高さが少し違います。
| 年式(W177・A 180など) | 全長 | 全高 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 2018年〜2022年(改良前) | 4,420mm | 1,420mm | メディア掲載値 |
| 2023年〜2025年前半 | 4,430mm | 1,440mm | メディア掲載値 |
| 現行(MP202701) | 4,440mm | 1,420mm | 公式Data Information |
違いはどれも数十mmなので、普段の運転で差を感じることはほとんどないはずです。ただ、高さの上限がきびしい駐車場では、年式の数字で確かめておくと安心です。
4代目(W177)の中でも、2023年2月の改良で前後のデザインが変わっています(公式リリース)。車検証の初度登録年月と、型式の数字を見れば年式の見当がつきます。
中古車のサイズは、車検証の「長さ」「幅」「高さ」の欄に書いてあります。販売店で車検証の写しを見せてもらうのが、いちばん早い確かめ方です。
セダンのサイズは?
Aクラス セダンは新車の販売を終えていますが、中古では流通しています。2019年発表時のA 180 Style セダンは、全長4,550mm・全幅1,800mm・全高1,430mmです(メディア掲載値)。
| 比べる項目 | ハッチバック(現行A 180) | セダン(2019年A 180 Style) |
|---|---|---|
| 全長 | 4,440mm | 4,550mm |
| 全幅 | 1,800mm | 1,800mm |
| 全高 | 1,420mm | 1,430mm |
幅は同じで、セダンは長さが100mmほど長くなります。セダンの選び方はAクラス セダンの記事で詳しく紹介しています。
高さ・最低地上高・小回りはどれくらい?
高さは1,420mm(A 180/A 200 d・公式MP202701)。大人が立った時の胸くらいの高さで、背の高いSUVと比べるとかなり低めです。
最低地上高は110mmです。地面から車体の一番低いところまでの距離で、段差やスロープで気になる数字ですよね。
- 高速道路で横風の影響を受けにくい
- 立体駐車場の高さ制限に引っかかりにくい
- 重心が低く、カーブで車体が傾きにくい
- 店舗の入り口の段差で前の下を擦りやすい
- 雪が深い道では車体の下に雪が当たりやすい
- 乗り降りでかがむ動きが多くなる
例えば、コンビニやガソリンスタンドの入り口に段差がある時は、斜めにゆっくり入ると擦りにくくなります。輪止めに近づきすぎないことも大事です。
自宅の車庫の入り口に急なスロープがある方は、買う前に一度、試乗車で出入りを試させてもらえないか販売店に相談してみてください。実際に入れてみるのが、いちばん確実です。
AMG A 35は最低地上高が105mmとさらに低いので、段差の多い道を使う方は試乗で確かめてみてください。
立体駐車場の高さ制限は大丈夫?
高さ1,420mmなら、立体駐車場で困る場面はほとんどないはずです。屋根にルーフボックスやキャリアを付ける場合だけ、その分の高さを足して考えておきましょう。
例えば、高さ1,550mmが上限の駐車場なら、1,420mmとの差は130mmです。キャリアを付けるなら、それより低い製品を選ぶことになります。
最小回転半径5.0mは小回りがきく?
最小回転半径は、ハンドルをいっぱいに切って回った時の円の大きさです。A 180とA 200 dは5.0m、AMGの2モデルは5.4mです(公式MP202701)。
5.0mは、コンパクトなハッチバックとして標準的な数字です。狭い住宅街のUターンや、スーパーの駐車場での切り返しでも、それほど苦労しない大きさだと言えます。
「AMGだと小回りはきかないの?」
「5.4mなので、A 180より少し大きく回ることになりますね」
0.4mの差は数字では小さく見えますが、狭い車庫に入れる時は切り返しの回数に表れることも。毎日使う車庫が狭いなら、この差は試乗で体感しておきましょう。
実際の運転のしやすさや視界の話は、Aクラスは運転しやすいかで詳しく見ています。
Aクラスは何人乗り?車内の広さは?
Aクラスは全モデル5人乗りです(公式MP202701)。前席に2人、後席に3人座れます。
ただ、後席の真ん中は足元に出っ張りがあり、大人3人で長い時間座るのは窮屈に感じることも。普段は大人4人まで、と考えておくのが現実的です。
小さな子どもがいる家庭なら、チャイルドシートを後席に付けた時の広さも気になるところですよね。チャイルドシートを2台並べると、真ん中の席に大人が座るのはかなり窮屈になります。
例えば、夫婦と子ども2人の4人家族なら、前に大人2人、後ろにチャイルドシート2台という使い方が無理のない組み合わせです。
チャイルドシートの付け方や後席の倒し方は、Aクラスのシートアレンジとチャイルドシートで詳しく紹介しています。
| 広さに関わる数字(公式MP202701) | A 180 | A 200 d | AMG A 35/A 45 S |
|---|---|---|---|
| 乗車定員 | 5名 | 5名 | 5名 |
| 荷室(後席を立てた時・VDA) | 350L | 345L | 370L |
| 荷室(後席を倒した時・VDA) | 1,190L | 1,185L | 1,210L |
| ホイールベース | 2,730mm | 2,730mm | 2,730mm |
荷室にゴルフバッグやベビーカーが入るかは、Aクラスの荷室の広さで詳しく見ています。
『家族4人で旅行に行けるかな』と考えている方は、荷物の量と後席の広さを一緒に確かめてみてください。
ホイールベース2,730mmは何を意味する?
ホイールベースは、前のタイヤと後ろのタイヤの中心の間の距離です。この長さがあると、車内の前後の広さに余裕が出やすくなります。
Aクラスは全長4,440mmに対してホイールベースが2,730mmあります。タイヤが車の四隅に近い位置にあるので、見た目の大きさのわりに室内が広く感じられるんです。
後席の足元の広さや座り心地は、Aクラスの後部座席の広さで詳しく紹介しています。
ほかの車とサイズを比べる時はどこを見る?
ライバル車とサイズを比べる時に、全長だけを見ていませんか。実は、使い勝手を左右するのは別の数字なんです。
- 全幅とミラーを含む幅で、駐車場に入るかを確かめる
- 全高で、立体駐車場の高さ制限に収まるかを見る
- 最小回転半径で、車庫入れと切り返しのしやすさを比べる
- 荷室容量で、普段の荷物が積めるかを見る
- 最後に全長で、駐車枠の前後の余裕を確かめる
比べる相手の数字は、それぞれのメーカーの公式諸元表で確かめるのが確実です。年式やグレードで変わるので、同じ時期のカタログ同士で比べてみてください。
同じメルセデスの兄弟車と比べるなら
メルセデス・ベンツには、Aクラスと同じ前輪駆動の土台を使う兄弟車があります。背の高いBクラス、SUVのGLAやGLBがそうです。
『もう少し室内が広いほうがいいかも』と感じたら、背の高い兄弟車も候補になります。ただ、高さが増えると機械式駐車場の条件に合わないこともあるので、先ほどの手順で数字を確かめてみてください。
Bクラスとの違いはベンツAクラスとBクラスの違いで比べています。
BMW 1シリーズやアウディ A3、フォルクスワーゲン ゴルフなどとの比べ方は、Aクラスとライバル車の比較で詳しく見ています。値引きや買い方まで含めて考えるなら、トップのベンツAクラスの値引き相場と交渉の順番もあわせてどうぞ。

よくある質問
ベンツAクラスの車幅は何mmですか?
現行のA 180・A 200 d・AMG A 35は1,800mm、AMG A 45 Sは1,850mmです(公式MP202701)。ドアミラーを含めた幅は1,990mm(A 200 dの寸法図)です。
ベンツAクラスの全長はどれくらいですか?
現行のA 180とA 200 dは4,440mmです(公式MP202701)。2018年〜2022年の改良前は4,420mm、2023年〜2025年前半は4,430mm(メディア掲載値)と、年式で少し違います。
最小回転半径はいくつですか?
A 180とA 200 dは5.0m、AMG A 35とA 45 Sは5.4mです(公式MP202701)。
最低地上高はどれくらいですか?
A 180とA 200 dは110mm、AMG A 35は105mm、AMG A 45 Sは115mmです(公式MP202701・社内測定値)。段差の多い道では、斜めにゆっくり入ると擦りにくくなります。
機械式駐車場に入りますか?
「車幅1,850mm以下・高さ1,550mm以下」のような条件なら、A 180・A 200 dは数字の上では収まります。重さやタイヤ幅の上限もあるので、契約前に管理会社に確かめておきましょう。
まとめ
- 現行のA 180/A 200 dは全長4,440mm・車幅1,800mm・高さ1,420mm(公式MP202701)
- ミラーを含む幅は1,990mm、AMG A 45 Sだけ車幅1,850mm
- 最小回転半径はA 180/A 200 dが5.0m、AMGが5.4m
- 年式で全長と高さが数十mm違うので、中古は車検証で確認する
- 全モデル5人乗りで、荷室は350〜1,190L(A 180・VDA)





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