ベンツAクラスのホイールサイズとPCD・トルク|インチアップの目安

ハッチバックのアルミホイールとトルクレンチを写したホイール記事のアイキャッチ

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Aクラスのホイールを替えたい、スタッドレス用に別のホイールを用意したい。そんな時に『そもそも純正は何インチ?』と迷いますよね。

結論から言うと、現行のA 180とA 200 dは18インチ、AMG A 35とAMG A 45 Sは19インチが純正です。社外ホイールを選ぶなら、サイズに加えてPCDやボルト、ブレーキとのすき間まで確かめる必要があります。

この記事では、純正のサイズと、インチアップやインチダウンの時の外径の目安を数字で紹介します。

目次

ベンツAクラスのホイールサイズは?現行は18インチと19インチ

先に結論

A 180/A 200 d Urban Starsは225/45R18(18インチAMGアルミ)、AMG A 35は235/35R19、AMG A 45 Sは245/35R19です。どのモデルも前後で同じサイズです。

まずは公式の数字を見てみましょう。出典は2026年6月29日版の公式カタログ「Data Information【MP202701】」です。

モデルタイヤサイズ(前後)純正ホイール
A 180 Urban Stars225/45R1818インチAMGアルミ(RQT)
A 200 d Urban Stars225/45R1818インチAMGアルミ(RQT)
AMG A 35 4MATIC235/35R1919インチAMGアルミ(RTI)
AMG A 45 S 4MATIC+245/35R1919インチAMGアルミ(RRG)

カッコ内のアルファベットは、公式カタログでのホイールの区別です。同じ19インチでも、A 35とA 45 Sではデザインもタイヤの幅も違います。

『前と後ろでサイズが違う車もあるって聞いたけど?』という方もいますよね。現行のAクラスは、どのモデルも前後同じサイズなので、タイヤの前後ローテーションもしやすいんです。

Aクラス各モデルの純正ホイールとタイヤサイズの図

中古のAクラスは年式でサイズが違う

中古車を見ている方は注意が必要です。現行のUrban Starsは18インチが標準ですが、以前の年式やグレードでは、もっと小さい径のホイールが付いていた仕様もあります。

中古車のサイズは、タイヤの側面に書かれた「225/45R18」のような表示で確かめるのが確実です。運転席側のドアの付け根などに、空気圧とサイズのラベルが貼られていることも多いですよ。

PCD・穴数・ボルトは?社外ホイールを選ぶ前に

「ベンツaクラス pcd」で調べる方は、社外ホイールや他車のホイールが付くか知りたい方が多いはずです。ここは数字ひとつの違いで付かなくなるので、慎重に見ておきましょう。

一般に、現行W177のAクラスは5穴・PCD112mmとされています。ただ、同じPCDでも、ハブ径やオフセット、リムの幅が合わなければ取り付けられません。

確かめる項目どういう意味かずれるとどうなるか
穴数とPCDボルト穴の数と、穴を結んだ円の直径そもそも取り付けられない
ハブ径ホイール中心の穴の大きさ中心がずれ、ぶれの原因になる
オフセット(インセット)ホイールの取り付け面の位置フェンダーからはみ出す、足まわりに当たる
リム幅ホイールの幅タイヤが合わない、はみ出す
ボルトの座面と長さボルトの先の形と長さ締まらない、ゆるむ

数値はホイールの銘柄や車の仕様で違うので、この表では項目だけ並べています。AMGのモデルはブレーキが大きいぶん、同じサイズのホイールでも入らないことがある点にも気をつけたいところです。購入前には、ホイールの販売店に車検証を見せて適合を調べてもらうのが安心です。

ボルト締めに気をつけて

メルセデス・ベンツは、ナットではなくボルトでホイールを留める方式です。社外ホイールに替える時は、ボルトの先の座面の形と長さが合っているかを確かめましょう。純正のボルトが社外ホイールにそのまま使えるとは限りません。

フリマアプリなどで中古のホイールを買う時は、特に注意が必要です。曲がりや割れ、補修の跡は写真では分かりにくいので、できれば実物を見てから決めましょう。

例えばこんな相談はよくあります。

「ネットで中古のホイールを見つけたんですが、PCDは合っているみたいです」
「オフセットとボルトの座面も合うか、念のため確かめておきましょう」

ほかのメルセデスのホイールは付く?

『Bクラスや兄弟車のホイールなら流用できる?』と考える方もいますよね。AクラスはBクラスやCLA、GLA、GLBと土台を共有する前輪駆動のコンパクト系です。

ただ、土台が近くても、ホイールの幅やオフセット、タイヤの外径は車種ごとに違います。SUVのGLAやGLBのホイールは外径が大きめになりやすいので、そのままでは合わないことも多いんです。

流用を考える時も、適合を店で調べてもらうのがいちばんの近道です。車種ごとの違いはAクラスとCLA・GLA・GLBの違いで紹介しています。

ホイールの締め付けトルクは?自分で交換する時の手順

「ベンツaクラス ホイールトルク」「a180 ホイール トルク」と調べる方もいますよね。スタッドレスへの履き替えを自分でやる方に多い疑問です。

締め付けトルクの値は、車の取扱説明書の「タイヤとホイール」に関する項目に載っています。年式や仕様で違うことがあるので、手元の車の取扱説明書で確かめてみてください。

自分でホイールを付ける時の流れ
  1. 平らで固い場所に停め、パーキングブレーキをかける
  2. ジャッキアップの前に、ボルトを少しだけゆるめておく
  3. 取扱説明書の指定の位置にジャッキをかけて持ち上げる
  4. ホイールを付け、ボルトを手で軽く入れて対角の順に仮締めする
  5. 車を下ろしてから、トルクレンチで規定のトルクまで対角の順に締める
  6. 50〜100kmほど走ったら、もう一度トルクを確かめる

ボルトを締める順番は、ひとつ締めたら向かい側、というように対角で進めるのが基本です。順番どおりに締めると、ホイールが片寄らずに座ります。

締めすぎも、締め足りないのもよくありません。目分量で締めずに、トルクレンチで規定値に合わせるのが安心です。

ホイールロックボルトを使っている場合は、専用のアダプターを車内に入れておきましょう。出先でパンクした時に、これが無いとタイヤを外せないこともあるんです。

空気圧も合わせて確かめておく

ホイールを替えたら、タイヤの空気圧も確かめておきましょう。指定の空気圧は、運転席側のドアの付け根などのラベルや、取扱説明書に載っています。

現行のAクラスには、タイヤ空気圧の警告システムが標準で付いています(AMGはタイヤ空気圧モニタリングシステム)。タイヤを替えたあとに警告が出た時は、取扱説明書の手順で設定し直してみてください。

自分で作業するのが不安な方は、タイヤ店や正規販売店に任せたほうが確実です。タイヤ交換の費用の目安はAクラスのタイヤサイズと交換費用で紹介しています。

インチアップ・インチダウンはできる?外径の目安

ここがいちばん気になるところですよね。ホイールの径を変える時は、タイヤの外径を純正に近づけるのが基本です。

外径が大きく変わると、スピードメーターの表示や、運転支援のセンサーの働きにずれが出ることがあります。代表的なサイズの外径を計算してみました。

サイズ使い方の例外径(計算値)純正比
225/45R18A 180/A 200 dの純正約660mm基準
225/40R1918から19インチへのインチアップ約663mm約0.4%大きい
205/55R17スタッドレス用のインチダウン約657mm約0.4%小さい
225/50R17スタッドレス用のインチダウン約657mm約0.4%小さい
235/35R19AMG A 35の純正約647mm参考
245/35R19AMG A 45 Sの純正約654mm参考

外径は「タイヤの幅×偏平率×2+ホイール径」で出した計算値です。実際の外径はタイヤの銘柄で少し違い、車に付けられるかはブレーキやフェンダーとのすき間でも決まります。

インチアップとインチダウンのタイヤ外径を比べた図

19インチへのインチアップで変わること

A 180やA 200 dを19インチにすると、タイヤの側面が薄くなり、見た目はぐっと引き締まります。AMGのモデルに近い足もとになりますね。

19インチにするよさ
  • 足もとが大きく見えて、見た目がスポーティになる
  • ハンドルを切った時の反応がきびきびしやすい
  • AMGのモデルに近い雰囲気になる
19インチの気になるところ
  • 段差での突き上げが強くなり、乗り心地が硬くなりやすい
  • 路面の音を拾いやすくなる
  • タイヤ代が上がりやすい

例えばこんなやり取りもあります。

「19インチにしたら、思ったより段差でゴツゴツするようになって」
「空気圧が高めになっていないか、まず確かめてみましょう」

現行のA 180とA 200 dは、もともとローワードコンフォートサスペンションで車高が低めです。乗り心地を大事にしたい方は、18インチのままホイールのデザインだけ替える方法もありますよ。

ホイールの重さにも目を向けて

インチアップをすると、ホイールとタイヤを合わせた重さが増えやすくなります。足もとが重くなると、発進や段差での動きが少し鈍く感じられることもあるんです。

同じ19インチでも、ホイールの作り方で重さはかなり違います。乗り味を大事にしたい方は、カタログにホイールの重さが載っている銘柄を選んで比べてみてください。

スタッドレスはインチダウンが定番

冬用タイヤでは、17インチなどにインチダウンする方が多いです。タイヤの側面が厚くなり、雪道での当たりがやわらかくなるうえ、タイヤ代も抑えやすくなります。

ただ、現行のA 180とA 200 dにはスポーツブレーキシステムが標準で付いています。17インチのホイールがブレーキに当たらないかは、ホイールごとに適合を確かめてもらいましょう。

A 180とA 200 dは前輪駆動です。雪道の走り方や4MATICの話はAクラスの駆動方式と雪道で紹介しています。

スタッドレス用ホイールを選ぶ時の確認
  • 外径が純正の約660mmに近いサイズか
  • スポーツブレーキのキャリパーに当たらないか
  • PCD・ハブ径・オフセット・ボルトが合っているか
  • タイヤの荷重の指数が純正以上か

冬の始まりはタイヤ店が混み合います。スタッドレスを用意するなら、秋のうちに相談しておくと選べる在庫も多く、交換の予約も取りやすくなりますよ。

ホイールベース・トレッドと見た目の関係

「ベンツaクラス ホイールベース」で調べる方もいますよね。ホイールベースは、前輪の中心から後輪の中心までの長さです。

現行のAクラスは、どのモデルもホイールベースが2,730mmです。トレッドは、左右のタイヤの中心どうしの幅のことです(公式 MP202701)。

モデルホイールベーストレッド(前/後)全幅
A 180/A 200 d2,730mm1,560/1,545mm1,800mm
AMG A 35 4MATIC2,730mm1,575/1,570mm1,800mm
AMG A 45 S 4MATIC+2,730mm1,560/1,560mm1,850mm

『ホイールベースが長いと何が変わるの?』と思う方もいますよね。一般に、ホイールベースが長い車ほど、高速道路でまっすぐ走る時の落ち着きが出やすいと言われます。

ホイールベースが長めなので、全長4,440mm(A 180/A 200 d)のわりに、後ろの席の足もとにゆとりがあります。ボディの大きさや他の車との比べはAクラスのサイズ一覧で見られます。

はみ出しに気をつけて

オフセットの小さいホイールや幅の広いタイヤで、タイヤがフェンダーからはみ出すと車検に通りません。見た目のために外側へ出したい時も、はみ出さない範囲にとどめておきましょう。

トレッドの数字を見ると、AMG A 35は前後とも少し幅が広くなっています。ワイドホイールアーチが付き、踏ん張りのきいた見た目になっているんです。

最小回転半径は、A 180とA 200 dが5.0m、AMGのモデルが5.4mです。幅の広いタイヤに替えると、ハンドルを大きく切った時に内側に当たらないかも確かめておくと安心です。

ホイールを替えると乗り心地や売る時の値段は?

『ホイールを替えたら、売る時に安くなる?』と気になる方も多いですよね。結論から言うと、純正ホイールを保管しておけば、影響はかなり小さくできます。

ホイールを替える前に決めておくこと
  • 純正ホイールを保管する場所があるか
  • 夏用と冬用で、2セットをどう使い分けるか
  • 乗り心地と見た目のどちらを優先するか
  • 売る時に純正へ戻すつもりがあるか

夏用と冬用で2セット持つなら、保管の場所も考えておきたいところです。タイヤ店の保管サービスを使う方法もあるので、自宅に置き場が無い方は聞いてみてください。

社外ホイールは好みが分かれるので、買い取る店によって評価がばらつきます。純正のAMGアルミに戻して売るほうが、買い手を選びにくくなります。

ガリ傷が付いてしまったら

縁石にこすってできたホイールのガリ傷は、見た目の印象を大きく下げます。浅い傷なら、ホイールの補修を専門にする店で目立たなくできることが多いです。

『自分でパテを塗って直そうかな』と思う方もいるかもしれません。ただ、AMGアルミは塗装や仕上げが凝っているので、仕上がりを考えると店に相談したほうが安心です。

色やグレード、年式で売値がどう違うかはAクラスのリセールバリューで数字にしています。ボディカラーとホイールの色の組み合わせはAクラスの全ボディカラー一覧も参考にしてみてください。

ホイール以外の定番のカスタムと注意点はAクラスのカスタム定番にまとめています。これから新車で買う方は、純正オプションも含めた見積もりを比べてみてください。購入の流れはベンツAクラスの値引き相場と交渉の順番で紹介しています。

よくある質問

ベンツAクラスのホイールサイズは何インチですか?

現行のA 180とA 200 dは18インチ(225/45R18)、AMG A 35は19インチ(235/35R19)、AMG A 45 Sは19インチ(245/35R19)です。どれも前後同じサイズです。

AクラスのPCDはいくつですか?

一般に現行W177は5穴・PCD112mmとされています。ハブ径やオフセット、ボルトの座面も合わせる必要があるので、ホイールの販売店で適合を確かめてください。

ホイールの締め付けトルクはどこで分かりますか?

車の取扱説明書のタイヤとホイールの項目に載っています。トルクレンチで規定値に合わせ、少し走ったあとにもう一度確かめると安心です。

スタッドレスは何インチにすればいいですか?

17インチへのインチダウンが定番で、205/55R17や225/50R17なら外径が純正に近くなります。スポーツブレーキに当たらないかは、ホイールごとに確かめてもらいましょう。

ホイールベースは何mmですか?

現行のAクラスは、どのモデルも2,730mmです(公式 MP202701)。

まとめ

この記事の要点
  • A 180/A 200 dは225/45R18、AMG A 35は235/35R19、AMG A 45 Sは245/35R19
  • 社外ホイールはPCDだけでなく、ハブ径・オフセット・ボルトの座面まで合わせる
  • 締め付けトルクは取扱説明書の値で、トルクレンチを使って締める
  • 19インチにすると見た目は締まるが、乗り心地は硬くなりやすい
  • ホイールベースは全モデル2,730mm。純正ホイールは保管しておくと売る時に安心
ベンツAクラス買いたいドットコム

ベンツAクラス買いたいドットコム 編集部

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