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ベンツAクラスで、まとめ買いの荷物や子どもの自転車を積めるのか。チャイルドシートはどこに付けるのか。買う前に知っておきたいことですよね。
結論から言うと、Aクラスのシートアレンジは「後ろの背もたれを倒して荷室を広げる」が基本です。荷室容量はA 180で350L、倒すと最大1,190L(公式MP202701・VDA方式)まで広がります。
この記事では、背もたれの倒し方と荷室の変化、チャイルドシートの付け方、シートカバーを選ぶ時の注意点まで順番に見ていきます。
ベンツAクラスのシートアレンジでできること
Aクラスのシートアレンジは、後部座席の背もたれを前に倒して荷室とつなげる使い方が中心です。ミニバンのように座席を前後に大きくスライドさせたり、3列目を出したりする仕組みはありません。
Aクラスは5人乗りのハッチバックです。シートアレンジと聞いてミニバンのような多彩な動きを想像すると、『意外とシンプルだな』と感じるかもしれません。
その代わり、背もたれを倒すだけで荷室がぐっと広がるので、普段使いでは十分という方も多いはずです。
| モデル | 荷室容量(通常時) | 後ろの背もたれを倒した時 |
|---|---|---|
| A 180 Urban Stars | 350L | 1,190L |
| A 200 d Urban Stars | 345L | 1,185L |
| AMG A 35 4MATIC | 370L | 1,210L |
| AMG A 45 S 4MATIC+ | 370L | 1,210L |
出典:メルセデス・ベンツ公式 Data Information(MP202701)。容量はVDA方式の値です。
通常時から倒した時で、A 180は840L増えます。大きな荷物を運ぶ日だけ倒して、普段は5人乗りで使う。そんな使い分けができるんです!
背もたれは分割して倒せる
後部座席の背もたれは、左右に分けて倒せる仕組みです。
例えば、後ろの片側に子どもを乗せたまま、反対側だけ倒して長い荷物を載せる、という使い方ができます。
分割の割合や操作レバーの位置は、年式や仕様によって違うことがあります。展示車や手元の車で一度試してみてください。
背もたれを倒す時は、荷室側からも操作できると便利ですよね。荷室側にレバーがあるかどうかは仕様によるので、展示車で荷室を開けて確かめてみてください。
例えば、ホームセンターで長い棚板を買った時。後ろのドアに回らずに荷室側から背もたれを倒せると、ずいぶん手間が減ります。
後部座席の背もたれの倒し方
『倒し方が分からなくて、結局使っていない』という声も意外と聞きます。
背もたれの倒し方は、一般的に次の流れです。細かい操作は年式で違うので、取扱説明書の「後席」の項目で確かめておくと安心です。
- 後部座席の上にある荷物をどかす
- 前の席を少し前に出して、背もたれが当たらないようにする
- 後ろのヘッドレストが当たる場合は下げる
- 背もたれの上部などにある解除のレバーやボタンを操作する
- 背もたれを前に倒す
戻す時は、背もたれを起こしてカチッと固定されたかを確かめます。
ここが大事なところです。
背もたれがしっかり固定されていないと、急ブレーキの時に荷室の荷物が前に飛び出してくることがあります。起こした後に軽く引いてみて、動かないかを確かめておきましょう。
シートベルトを背もたれと座面の間に挟んだまま戻してしまうことがあります。ベルトが引き出せなくなったり、傷んだりする原因になるので、戻す前にベルトを横によけておきましょう。
何が積める?使い方の目安
背もたれを倒した時に何が積めるかは、多くの方が気になるところですよね。
荷室の形や開口部の大きさにもよるので、ここでは容量から見た目安だけを書いておきます。
| 積みたいもの | 通常時(A 180 350L) | 背もたれを倒した時(最大1,190L) |
|---|---|---|
| 日常の買い物 | 積める | 積める |
| ベビーカー | 形による | 積みやすい |
| ゴルフバッグ | 本数と大きさによる | 積みやすい |
| 子ども用の自転車 | 難しいことが多い | 大きさによる |
| 大人用の自転車 | 難しい | 前輪を外すなどの工夫が要ることが多い |
自転車やゴルフバッグなど、具体的な荷物の話はベンツAクラスの荷室の広さで詳しく見ています。
荷物を積む時に気をつけたいこと
背もたれを倒して荷室を広げた日は、荷物の積み方にも気を配りたいところです。
重い荷物は床の低い位置に、できるだけ前の席の背もたれ側に寄せて置くのが基本です。急ブレーキの時に動きにくくなります。
後ろの窓より高く積み上げると、ルームミラーで後ろが見えなくなります。リアビューカメラはあっても、走っている時の後ろの確認はミラーが中心なので、高く積みすぎないようにしておきましょう。
『とりあえず全部積めたからOK』としがちですが、帰り道に荷物が崩れてくると運転に集中できませんよね。
チャイルドシートはどこに付ける?
小さな子どもがいる家庭では、チャイルドシートが付くかどうかが一番の心配ですよね。
結論から言うと、チャイルドシートは後部座席に付けるのが基本です。Aクラスの後ろの左右の席には、ISOFIX対応のチャイルドシートを固定するための金具が用意されています。
取り付けの位置や対応するチャイルドシートの種類は、車に付いている取扱説明書で確かめるのが確実です。
- チャイルドシートの適合表にAクラス(W177)が載っているかを見る
- 取扱説明書でISOFIXの金具の位置を確かめる
- 上から固定するベルト(トップテザー)の取付位置も確かめる
- 付けた後に前の席との間にすき間が取れるかを見る
チャイルドシートのメーカーは、車種ごとの適合表を公開していることが多いです。買う前に、Aクラスの年式が載っているかを見ておきましょう。
助手席に付けるのは避けたい理由
『目が届くように、助手席に付けたいな』と思う方もいますよね。
ただ、助手席の前にはエアバッグがあります。特に後ろ向きに付けるベビーシートは、エアバッグが開いた時に危険になることがあります。
Aクラスには「チャイルドセーフティシートセンサー(助手席)」が全車標準で付いています(公式MP202701)。対応するチャイルドシートを付けた時に、助手席のエアバッグを働かないようにする仕組みです。
ただし、すべてのチャイルドシートがこのセンサーに対応しているわけではありません。後部座席に付けるのが基本と考えておきましょう。

後部座席の広さとチャイルドシート
後ろ向きのベビーシートは、前の席の背もたれとの間に場所をとります。
Aクラスのホイールベースは2,730mm(現行・公式MP202701)で、コンパクトカーとしては前後に余裕がある方です。それでも、背の高い方が運転席に座る場合は、真後ろにベビーシートを付けると窮屈になることも。
例えばこんな会話はよくあるものです。
「運転席の後ろにベビーシートを付けたら、シートを下げられなくなった」
「助手席の後ろに付けて、助手席を少し前に出すと楽になりますよ」
チャイルドシートを2台付ける時
子どもが2人いる家庭では、後ろの左右にチャイルドシートを1台ずつ付けることになります。
この場合、後ろの真ん中の席は大人が座るにはかなり狭くなります。実質的には「前に2人、後ろに子ども2人」の4人乗りと考えておくと、現実に近いはずです。
左右に付けた時は、チャイルドシートの横幅も大事になります。幅の広いモデルだと、真ん中の席のシートベルトの金具に手が届きにくくなることも。
買う前に、店頭でチャイルドシートの幅を測っておくと安心ですよ!
乗せ降ろしをラクにするコツ
Aクラスは車高が低いので、チャイルドシートへの乗せ降ろしでは腰をかがめる時間が長くなりがちです。
回転式のチャイルドシートなら、座面をドア側に向けてから子どもを乗せられるので、腰への負担を減らしやすいんです。
雨の日は、ドアを開けてから乗せ終わるまでの時間が短いほど助かります。普段から乗せ降ろしする側を決めておくのも1つの方法です。
後ろの席の広さはベンツAクラスの後部座席の広さと座り心地で詳しく見ています。
A180のシートカバーを選ぶ時の注意点
本革シートを汚したくない。子どもが食べこぼすのが心配。そんな理由でシートカバーを考える方も多いはずです。
現行のA 180とA 200 dのUrban Starsは、本革シートと前席のシートヒーターが標準です(公式MP202701)。さらに、前席にはSRSサイドバッグが付いています。
ここで気をつけたいのが、サイドバッグとシートヒーターとの相性です。
前席のサイドバッグは、衝突した時にシートの横から開くものがあります。シートを丸ごと覆うカバーは、エアバッグが開くのをじゃまするおそれがあります。サイドエアバッグ対応と書かれた製品を選ぶか、販売店に相談してみてください。
シートヒーターも、厚いカバーを付けると温まりにくくなります。冬にシートヒーターを使う方は、薄手のものや座面だけを覆うタイプが向いています。
| シートカバーの種類 | 向いている使い方 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 全体を覆うタイプ | 汚れから広く守りたい | サイドエアバッグへの対応を確かめる |
| 座面だけのクッションタイプ | 本革の擦れを防ぎたい | ずれやすいものがある |
| 子ども用の保護マット | チャイルドシートの下の跡や汚れを防ぎたい | チャイルドシートの固定をじゃましないか確かめる |
本革シートの手入れも合わせて
シートカバーを付けない場合は、日ごろの手入れで長持ちさせることもできます。
本革は、乾いた布でほこりを払い、汚れたらすぐに拭くのが基本です。強い洗剤は色落ちの原因になることがあるので、革用のクリーナーを使いましょう。
中古で売る時にも、シートの状態は見られやすいポイントです。日差しによる色あせ対策はベンツAクラスのサンシェード・カーテン・フロアマットの選び方でまとめています。
運転席・助手席のシート調整も使いこなそう
シートアレンジというと後ろの席の話になりがちですが、前の席の調整も快適さに大きく効きます。
A 200 dはメモリー付パワーシート(運転席・助手席)が標準で、A 180はナビゲーションパッケージ(376,000円・税込、公式MP202701)を選ぶと付きます。
メモリー機能は、運転する人ごとのシート位置を覚えさせておき、ボタン1つで呼び出せるものです。
『夫婦で交代して運転するから、毎回合わせるのが面倒』という家庭にはうれしい装備なんです。
- 体格の違う家族と交代で運転する
- チャイルドシートの出し入れで前の席を何度も動かす
- シート位置をきっちり決めておきたい
- 運転するのはほぼ自分だけ
- 車両価格をできるだけ抑えたい
- 一度合わせたらあまり動かさない
A 180の価格は5,250,000円、ナビゲーションパッケージを付けると5,626,000円です(2026年9月29日時点の公式プライスリスト・MP202701、メーカー希望小売価格・消費税込)。内装の装備の違いはベンツAクラスの内装を解説で比べています。
子育て世帯にAクラスは合う?
ここまで見てきて、『子どもが小さいうちはAクラスで大丈夫?』と迷っている方もいますよね。
子どもが1〜2人で、ベビーカーを積んで近所へ出かけるくらいなら、Aクラスで困ることは少ないはずです。
一方で、ベビーカーと大きな買い物を同時に積みたい、祖父母も一緒に5人で出かけたい、という使い方が多いなら、ひと回り大きい車も比べておくと安心です。
| 家族の使い方 | Aクラスとの相性 |
|---|---|
| 夫婦+子ども1人 | 合いやすい |
| 夫婦+子ども2人(チャイルドシート2台) | 使える。荷物が多い日は工夫が要る |
| 祖父母も乗せて5人 | 短い移動向き |
| ベビーカーと大きな荷物を毎回積む | 荷室の容量を実車で確かめたい |
同じメルセデス・ベンツのBクラスは、公式プライスリスト(2026年9月29日時点)でB 180 Urban Starsが5,750,000円です。背の高いボディで、後ろの席や荷室にゆとりを持たせたモデルです。違いはベンツAクラスとBクラスの違いで比べています。

安全装備の全体像はベンツAクラスの安全装備、ナビ画面の操作はMBUX・ナビの使い方にまとめました。購入の総額や値引きの考え方は、トップ記事のベンツAクラスの値引き相場と限界額が参考になります。
よくある質問
ベンツAクラスの後部座席は倒せますか?
倒せます。背もたれを前に倒すと、A 180の荷室は350Lから最大1,190L(公式MP202701・VDA方式)まで広がります。左右に分けて倒せるので、片側に人を乗せたままでも使えます。
チャイルドシートはISOFIXで付けられますか?
後部座席の左右にISOFIX用の金具があります。取付位置や対応するシートの種類は、取扱説明書とチャイルドシートの適合表で確かめてみてください。
助手席にチャイルドシートを付けてもいいですか?
後部座席に付けるのが基本です。Aクラスには助手席のチャイルドセーフティシートセンサーがありますが、すべてのチャイルドシートが対応しているわけではありません。
A180にシートカバーを付けても大丈夫ですか?
前席にはサイドバッグがあるので、サイドエアバッグ対応のものを選んでください。シートヒーターを使う方は、厚いカバーだと温まりにくくなる点にも気をつけましょう。
シートアレンジでフルフラットにできますか?
Aクラスは背もたれを前に倒して荷室を広げる仕組みで、ミニバンのようなフルフラットにする機能は公式の装備にありません。倒した時の床の段差は、展示車で確かめてみてください。
まとめ
- シートアレンジは後ろの背もたれを倒して荷室を広げるのが基本
- A 180の荷室は350L、倒すと最大1,190L(公式MP202701)
- チャイルドシートは後部座席に付けるのが基本。適合表と取扱説明書で確かめる
- シートカバーはサイドエアバッグ対応とシートヒーターとの相性を見る
- メモリー付パワーシートはA 200 dに標準、A 180はナビゲーションパッケージ





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